この人の周りだもん…Utaco.さんレコ発「One and Only」 at 渋谷(9月23日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

まるゆいのおと日記(ですよ)

本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

暦とは一週ずれて、先週と今週が3連休という勤務割り。
先週は、久々に音めぐり3発 …でしたが、その反動なのか、はたまた朝晩肌寒くなったからか、今週は少々風邪気味であります  。おとなし~く、アパートと近所のスーパーとの間だけを往復… 


ということで、先週の音めぐり3発の最後は、当日記ではおなじみのUtaco.さんであります。詩-uta-さんからの改名後の初のレコ発企画「One and Only」。これまでの種々の企画に負けず劣らず、多彩な顔ぶれが集結して、渋谷はO-Crestでの開催。この会場恒例の、5階まで続くらせん階段を上っていくと、わりと長めの列ができています

この日の顔ぶれは、こちらの皆様。 

 
 


あ、傍らにあるお飲み物は、この日のおすすめカクテルです 


男性陣、女性陣いずれからも信頼の厚いUtaco.さんらしく、この日も男女取り混ぜてのアツい人々の集まりになりました。ですから、当然のようにスタンディングのレイアウトになっている場内は、開演時にはすでに熱気でいっぱいになっておりました


まずは、奥のサブステージで、小池龍也さんによるギターソロで、景気づけ。観客エリアの中に突然浮かびだすステージでからのスタート。ソロアクトとシンプルながら、確実に場を温めています 。その景気づけのあとに、1番手、コレサワさんの登場。ガールズバンドスタイルでの登場です。飛ばしますね~、最初から 。しかし、パワフルなだけでなく、そこここに可愛らしさがあったり、お茶目さがあったりと、飛ばすだけでなく、カラフル。そうなのです、Utaco.さんにかかわる方々、こんなふうに表現豊かなひとだらけなのです


2番手のfull full full、3番手の坊ちゃんと、2組、こんどは男子ユニットが続きます。2組とも、アツいんだけれど、どこかユーモラス(笑)。いや、そういうより、ウィットに富んでいるといったほうが合っているかもしれません。秋らしく、少しこざっぱりとした衣装も、どことなくゆったりとした季節を感じさせますね。はたして、まるゆい自身は、このようなウイットに富んだオジサマになれているかどうか


再び、サブステージでの小池龍也さんのソロアクトを挟んだあとの後半戦は、4番手、ヒグチアイさんから。ピアノ2台による2人編成での登場であります。これがすごかった 。最初から重量感と疾走感のあるアルペジオで攻め、2人で演じているのだけれど2人がステージ上で戦っているようにもみえる、力のこもった時間になっています 。しかし、雰囲気としては、これをさらりとやってしまう…。いや~、後半戦のスタートをビシッと締めてくれました

トリ前5番手は、カグライフの皆様方。当日記でもだいぶ前に取り上げたことがあったかと。Utaco.さんが初期から慕うという、アツいアツい男子バンドであります 。いわば、お兄さん的存在のこのひとびと、パフォーマンスもやっぱり熱いです。ウィットというより、男性らしいパワーでぐいぐいと押していくさまが、印象に残りますね



そして、ラストにUtaco.さん登場 4人編成バージョンでのステージは、改名=弾き語りスタイルの封印から半年余りを経て、もうすっかり円熟の域。決してクールというのではなく、ご自分のものにした、アツい感情のこもったステージなのです。改名前からの旧譜も、最近の曲も、どちらもUtaco.さんらしさがあるわけで、この日の主役として、最もおごそかな時間になっていました 。そして、このひとのまわりにたくさん集まる人々への感謝の気持ちも、存分に出された時間は、最後に盛り上がっていくにもふさわしい雰囲気

この場で公表された”重大発表”は、Utaco.さんとしての新たなチャレンジへのスタート宣言。それは、来春、300人規模のワンマンライブを実現させるというもの。これから半年弱の進化を、また大きな場所で表現することができる、そしてそれを見届けることができる…いい循環への始まりでもありますね


ここまでくると時計の針は23時。やむなくそそくさと帰宅の途についたのが、唯一の心残りだったかもしれません 。しかし、この先も、更に進み続けるUtaco.さん、そしてその周りに集う方々は、いずれまたお会いできるひとばかりでもあるわけで。またゆったりと楽しみたいと思います。


来年まで、また楽しみが加わりましたね