大阪の台風、ならびに、北海道での地震で被害に遭われた方へ
心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
今日は、私がセカンドバースファシリティションで学んでいる
心のケア についてお伝えさせていただきます。
セカンドバースファシリティション協会代表の
災害時の心と身体のケアについて
もっと詳しく、書かれています。
一人でも多くの、必要とされている方へ届きますように。
今回の北海道地震では
大きな揺れもそうですが
全道的に長時間に及ぶ停電もあり
大変な思いをされた方が大勢いらっしゃることと思います。
大阪の台風では
大木がなぎ倒され
車がつぶれるほどの風雨だったことを思うと
台風が通り過ぎるまでのあいだ
想像を絶するような大きな雨や風の音や揺れが
しばらくの間続いたのだろうな、と思います。
そして言葉にならないくらい
「こわい」
思いをされた方、今なおされている方
がたくさんいるのだろうな
と想像します。
私は阪神淡路大震災を経験しました。
大きく家がゆれて、その後、火災が発生。
昔住んでいた地区は、テレビで見たら火の海。
それは本当に言葉にできないくらいの
「恐怖」
でした。
地震の前々日は成人式。
成人式を一緒にお祝いした知人が被災し
行方がわからず、不安な思いを抱え、
元気がなくなっていく、友人がいました。
実際にその場にいなくても
流れてくるTVやネットの災害の映像を見ていたり
遠くにいて知り合いの安否がわからず、気が気でないときも
心と身体は大きなストレスを受けています。
急にやってくる自然災害は
あたりまえの生活が、あたりまえでなくなり
いつものことが、できなくなり
怪我をしたり、亡くなったり、と
突然に、私たちの環境を一変させます。
そして心身は大きなストレスを感じます。
自分がどうであろうと、どこにいようと、何をしていようと
それは突然で、避けようがありません。
だからこそ自分で
自分が感じた 「怖さ」 をケアしてあげてください。
起きてしまった事実 に向き合う強さを 持てるようになるためにも
まず第1に、自分の心のケアが必要です。
「地震で揺れて、怖かった」
「こわかった」
「大きな音がして、ガタガタ揺れてびっくりした」
「こわかった」
「倒木の映像をみて、びっくりした。」
「こわかった」
「こわかった」
「びっくりした」
「悲しかった」
と自分の気持ちに名前をつけて
それを言葉にして、
口から出してみて、
耳から聞いてみましょう。
言いながら胸のあたりがドキドキしたり
涙が出てきたり
震えがきたり
様々な体の症状が現れることもあると思います。
それらがおさまるまで
怖さ、驚き、悲しみ・・・の感情を
言葉にして、聞いて、感じてください。
そうして、思いっきり味わった
怖さ
おどろき
悲しみ・・・は
消化されて、自分の心のエネルギーになります。
その後は、
起きてしまったことに対して
「さあ、次、どうしようか。」
と考え、前へ進んでいける強さ をもてるようになります。
そのように、人間の心はできているようです。
人間は、強い、そう思います。
地震の揺れや、暴風雨が起きた時の
「あっ。どうしよう。」
「あっ、こわい。」
「あっ、びっくりした。」
という
一瞬の怖さや驚きを
何回もくる余震で感じている怖さを
大切な人を亡くした悲しみを
「みんな感じているんだから、大丈夫」 や
「まわりもそうなんだから、悲しんではいけない」
「今は元の生活に戻すことが先」 などと
我慢して、飲み込んで
そのままにしておく (=大丈夫、大丈夫、としてしまう) と
トラウマ( PTSD=心の傷 )ができてしまいます。
飲み込んだ感情が 心の喉につっかえたまま
その後を過ごすことになり
心の喉につっかえた もの(=感情) は
消化されずに、つっかかったままで
いつまでもいつまでも、何か具合が悪いような感覚を残しながら
いつしか、その状態に慣れてしまって、当たり前になり
毎日を過ごすようになります。
けれど
消化せずに飲み込んでしまった、感情は
消えずに、自分の中に 必ず あります。
そして、後になって様々な形で現れます。
心の病気、体の不調、子どもの夜泣きや不登校、・・・etc
今、トラウマ(心の傷)をつくらないためにも
その時感じたことを、めいっぱい感じてください。
感じるとは、言葉にして、口からだして、耳から聞くこと。
こわいときは、こわい
かなしいときは、かなしい
おどろいたときは、びっくりした
何回も 何回も 言って感じてください。
他の人を助けるのは、後にして。
まずは、この世で一番大切な自分の心をケアしてください。
自分を救えるのは自分だけです。
心のケアは後回しになりがちですが
一番に手当しておくことで
よりよい状態で、今の現状に向き合っていけるようです。
そして
もし可能だったら
まわりの小さな子どもたちの心もケアしてあげてください。
子どもたちは
いままで経験したことのない
こわさや、おどろきや 環境の変化を
ふるえる小さな心で
なんとか受け止めようと
しているのではないでしょうか。
自分の心をケアしたのと同じように
子どものそばに そっと座って
「こわかったね」
「びっくりしたね」
と、感じているであろう感情を
そのまま言葉にしてあげてください。
泣いたら、泣き止むまで
怒り出したら、その怒りがおさまるまで
付き合ってあげてください。
災害後の子どもの様子の変化を
まとめた記事がありましたので
ご紹介します。
↓
もし大災害に襲われたら。傷つく子どもたちとむきあうために知っておきたいこと
このブログが
一人でも多く、必要とされている方へ、届きますように。
