先日、息子(3歳)が大泣きして、暴れたことがありました。

 

 

大声で泣いて、暴れて

TVのリモコンを投げるわ

私の顔をひっかくわ

食卓のご飯を床に落とすわ で

 

 

その泣き声と叫び声があまりにも大きく

お向かいのお家の方が心配して見にこられるほどの

大騒ぎでした(我が家にとっては)。

 

 

 

 

きっかけは

食事前に見ていたTVを、私が途中で消したこと。

 

 

いつも、TVを観る前に

「ご飯ができたら消すよ~」 

と話をしてから見るようにしていました。

 

 

今までもTVを消すと、息子が泣く、ということは

何回かありました。

でもここまで激しい怒りは初めてでした。

 

 

あまりの剣幕に私はびっくりして何もできず・・・

 

 

 

いつもなら、泣いている子どもを抱っこして

今の子どもの気持ちを言葉にして、聞かせるのですが

それができませんでした。

 

 

その時は

呆然として、びっくりして、怖くなって、動けませんでした。

 

 

 

 

 

 

このように

自分が動けなくなったり

何も考えられなくなったり

頭が真っ白になったりするときは

自分の中にある心の傷( =トラウマ )が

刺激されていることが多いようです。

 

 

 

 

後日、専門家(セカンドバースファシリティション協会代表・村中三和乃 先生)の力を借りて

息子が大暴れした時の自分の状態を観察したとき

どうやら私は息子に

 

「意地悪」

 

をしていたようです。

そして息子は全力で、私に抗議していた・・・

 

 

 

「意地悪」 という言葉を聞いたとき

 

あれ、そうなんだ、

これって意地悪なんだ   

 

と、びっくりしました。

頭に光がついた感じ。

 

 

そんなつもりはなかったし、

それが 当たり前 のように思ってやっていました。

自分では全く気づかなかった・・・

 

 

イヤイヤ期だからね~なんてその せい にして

自分の方へはベクトルを向けてなかったなあ、と反省。。。

 

 

 

 

その後、

「意地悪」

という言葉がとても引っ掛かって、頭を離れないので

自分の子どもの時のことに思いめぐらしてみました。

 

 

 

そしたら、ふっと思い出しました。

 

 

3,4歳くらいの頃

母と弟と近所の友達親子と 砂場で遊んでいたとき

 

 

その日、私はおじいちゃんに買ってもらったばかりの

ピカピカのおままごとセットをかごいっぱいに入れて、持っていきました。

 

 

砂で汚れていない、ピカピカのおままごとセットを使うのがもったいなくて

(どうやって使おうかな、楽しみだな、ワクワクするな・・・)

と、楽しみな気持ちをいっぱいふくらませながら

かごをぎゅっと握りしめて、砂場でしゃがんでいました。

 

 

それは大人から見たら長い時間だったのでしょう。

 

 

母が友達のお母さんと話している合間に

「使えばいいのに。」

「貸してあげればいいのに、意地悪ね。」

と、私に言いました。

 

 

 

楽しみで膨らんでいた気持ちを台無しにされ

今の気持ちを (意地悪と) 誤解されたことで

子どもの時の私の心は傷ついたようです。

(母が悪い、私がかわいそう、というのではなく、ただ私が傷ついた、ということ。)

 

 

 

 

心の傷をなかったことにして

見ないようにして 私は大人になり

やがて子どもが生まれ、子育てが始まると・・・

 

 

 

子どもが楽しんでいる場面を目の当たりにすると

 

 

途中でそれを終わらせるようなことや

楽しんでいる気持ちに水をさすようなことを 

言ったり、したりする、という

「意地悪」 を

子どもにすることで

 

 

 

自分が子どものときに楽しみな気持ちを台無しにされた

あの時の仕返しを

自分の子どもたちにしていました。

 

 

 

「私は楽しい気持ちをつぶされたのよ!

だからあなたも楽しんではいけないの!」 と。。

 

あたかも、それが当然で正しいかのように・・・

 

 

 

 

それに気づいた時、

私は涙があふれ

その時の悲しかった、理解されなかった気持ちを

思いきり感じて、悲しむことができました。

 

 

 

そして

「独り占めしなくても、意地悪しなくても

今は、自分がやりたいことや欲しいものを

自分で与えることができるんだ 」

と、はっきりと、わかりました。

 

 

 

 

そうしたら、子どもたちが

今、とっても楽しんでいるな

嬉しくて、ワクワクしているな

 

ということが

とてもよくわかるようになり

 

 

私も一緒にTVを見て楽しんだり

TVヒーローのごっこ遊びを一緒にやったり

以前にも増して 楽しく 子どもたちと遊べるようになりました。

 

 

 

 

 

私は小さいころの記憶がほんの少ししかありません。

これは小さい頃、親の役に立とうとして

「いい子」 をやってきた人に多い特徴のようです。

 

 

ちなみに、小さい頃の私は

あまりギャーギャー泣かない、文句言わない、子ども

だったそうです。(母親・談)

 

 

幼少期の記憶がない、ということは

小さい頃に心の傷(トラウマ)をたくさんつくり

それを今も持っている ということを示しています。

 

 

 

 

私がそうだったように、

自分の中にある、子どもの時の心の傷(=トラウマ)は

繰り返し、カタチを変えて再現するようにできています。

 

 

 

次こそは、この心の傷(=トラウマ)を解決してほしい!

という願いをもって

 

何度も何度も、いろいろな場面で

登場人物を変え、カタチを変え、設定を変え、

脳はその傷を見せてくれるようにできているそうです。

 

まるで、堂々巡りで、終わりのないゲームのよう。

 

 

 

そしてもうひとつの事実。

 

大人のもっている心の傷が刺激された時

それを怒りとともに封じようとするのを 見た、感じた、子どもたちは

同じトラウマを持つ ようになるそうです。

 

 

 

ですから

子どもに心の傷をつくらせないためには

大人の心の傷をまず、癒す・解消することが必要です。

大人がトラウマ・ゲームを終わらせることで

子どもへのトラウマの連鎖を断ち切ることができます。

 

 

 

 

心の傷口をぱっくり開けたまま

見てみないフリをしていても

日常のいろいろな場面で、その傷は姿を見せてくれています。

 

 

親子関係はもちろん、学校の先生と子ども、保育園・幼稚園の先生と子ども、

パートナーとの関係、職場の人間関係、ママ友との付き合い、嫁と姑・舅との関係・・・など

身近な人間関係の中で

心の傷は姿を表し、傷口の痛みを見せようとしてくれます。

 

 

その時に、「見たくない!」 と

無意識のところでロックがかかり

その傷の入口のドアを閉めてしまうと

癒してもらえなかった傷口は一旦、姿を消して

また別の機会に、別の登場人物、設定をして表れてきます。

 

 

一見、手ごわそうに見える心の傷(=トラウマ)ですが

自分では見つけにくい傷口も

専門家の力を借りれば、見つけ、手当することができます。

 

 

あなたの傷を治すことができるのは

他の誰でもない、世界でたった一人のあなただけです。

もしも、心当たりがあるのならば、

勇気をもって、一歩を踏み出してみてください。

 

 

大切な自分のために。

大切な子どもたちに、同じ思いをさせないために。