私には幼い頃の記憶がほとんどありませんでした。

(これは親の役に立とうとして「いい子」を演じてきた人に多くみられる特徴です。)

 

 

そんな数少ない記憶の中でも

鮮明に 画像だけ 覚えている記憶がありました。

 

 

母が幼い(3~5歳ころの)私の手をひいて

坂道をとても急いで、すごいスピードで歩いていました。

私は引っ張られて、足がもつれそうになりながらついていっていました。

そして踏切を渡って、また坂を上って・・・

 

というところで画像が終わり

 

次の場面では

 

私は玄関の小上がりのところで一人で座っていて

母が部屋から出てくるのを待っていました。

玄関のガラス戸のそとは夕焼けでうっすら赤かった

 

という画像だけの記憶。

 

 

この記憶って何なんだろうな、と

時々その画像の記憶を思いだす時はあっても

詳細は思い出せず、そのうち忘れる・・・

 

という感じで

頭の片隅にはあるけれど

よくわからない記憶でした。

 

 

 

 

 

4年前、娘が3歳の時のこと

私は夫の自営業の仕事を手伝っていて とても忙しい時期でした。

娘は保育園に預けることができず

子どもを見ながら、仕事をして、という日々が続いていました。

 

 

昼間、屋外での仕事があったとき

時間がせまっていて、急いでいた私は

娘の手を思いっきりひっぱって

「はやく!」

「早く、走って!」

と声を荒げ

小さな娘の手を力をこめてひっぱり

小走りで娘を連れて仕事の現場へ行きました。

 

 

その時、

「あっ、私、母と同じことをしている!」 とびっくりしました。

胸の中に、ドキ―――ン と衝撃が走りました。

 

 

そして、後になって自己嫌悪・・・

 

「なんでこんなことしたんだろう、小さい子が早く走れるわけないのに・・・」

 

「抱っこして連れて行ってあげればよかったのに・・・」

 

「私ってひどい母親だ・・・」

 

 

そんな風に反省しても、思っても

その後も

 

力づくで娘の手を引っ張って、どこかへ連れて行く という

私の中の画像の記憶と同じことを

何度か繰り返しました。

 

 

 

 

私が娘にやっていたことは虐待と同じだな、と思います。

自分がやられていやだったことなのに

自分の子どもに同じようにしてしまう

そして、それはなくならない・・・

 

 

 

私はとても苦しかった。

 

かわいい、愛しい、大切な自分の子どもなのに

どうしてこんなことをしてしまうんだろう?

 

 

わざとやってるわけじゃないのに

なぜか、気づくとやってしまっている・・

 

 

やめたい、と思っているのに

繰り返してしまう・・・

 

 

本当に子育てがしんどい時期でした。

 

 

 

 

 

そんな子育てのやり辛さから

私はセカンドバースファシリティションを受けました。

 

 

セッションをしていく中で

これまで 「いい子」 として親の役に立とうとしていた 偽物の役割を捨てて

本当の自分に戻ったとき

 

 

初めて、自分がここにいる、という安心感を感じ

子どもを心から愛しいと思えました。

 

 

 

その後、あの時の画像だけの記憶を

鮮明に思い出しました。

 

 

引っ張られていく手が痛かった

急いでいるお母さんのスピードが早くて、怖かった

一人で待っているときは、とても寂しかった・・・

 

 

そしてその時の感情をそのまま感じ切り

自分の中にしまうことができました。

 

それ以降、あの記憶と同じことを繰り返すことは一度もありません。

 

 

 

 

 

セカンドバースファシリティションのワークは

脳科学の要素も取り入れて構成されています。

 

 

偽物の役割を担って、生きてしまうのも

親と同じことを繰り返してしまうのも

トラウマができるのも

私たちの脳の働きが大きく関与しているようです。

 

 

セカンドバースファシリティションのセッションを受けて 

「本当の自分」 に戻ると

脳の働きがよくなり

トラウマとして隠されていた記憶が、どんどん出てきます。

 

 

そしてそれをひとつ解消するたびに

毎日がとても静かでありながらも、充実していて

幸せだな、と感じることがどんどん多くなってきているなあ

と、私は感じています。

 

 

 

 

自分を救う、という勇気さえあれば

セカンドバースファシリティションによる変化は

誰にでも起こりえます。

 

 

 

本当の自分になり

過去の自分の心の傷を見つめ、味わって、はじめて

大切な子どもに

大切な人に

心から

「大切なんだよ、愛しているよ」 と

伝えられるようになれるんだと思います。

 

 

 

 

 

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