新刊『冒険家100の言葉』と名言集の意味 | 丸山ゴンザレス オフィシャルブログ「ゴンザレスレポート」Powered by Ameba

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歌舞伎町からアフリカまでカバーする考古学者崩れの犯罪ジャーナリストの丸山ゴンザレス(=丸山佑介)のブログ

ブログの更新が久しぶりですね。
それなのに宣伝ですいません。
さて、『世界陰謀大全』から約2ヶ月ぶりの新刊です。

$マルゴン☆ノート

冒険家100の言葉』(彩図社)

これって今までの体験型のルポや歴史、犯罪ものでもなく
言葉集+解説になっています。


本の概要をお伝えすると……


そびえ立つ峻山、人跡未踏のジャングル、ブリザードの中の大雪原……
命を賭して極限に挑む冒険家。
その言葉は聞く者の胸を熱くさせる。

「他人のやったことはやりたくない。人の踏んだ道をまた踏むだけなら、これはもう冒険とはいえません」と語り
「世界初」にこだわった植村直己。

「冒険とは可能性への信仰である」とサハラに消えた上温湯隆。

「九死に一生を得るような思いをしたからって、大好きなことをやめるわけにはいかない」という世界的なケーブ・ダイバーのビル・ロイヤル……

古今東西の偉大な冒険家、探検家の言葉を集めた勇気を与える名言集。


おおむね150年前からの近代に命をかけて“世界を小さく”していった人たちの言葉を様々な資料から拾って来ました。

どれも熱くもあり、切なくもありますが、共通しているのは発言者たちには逆境に立ち向かう勇気を抱いていたことです。

私の解説文に違和感もかもしれません。
それは、人それぞれに勇気の形が違うからなんだと思います。
でも、あと一歩とは言いませんが、半歩だけでも前に進む手伝いをしてくれたり、ちょっと踏ん切りが付かない時にあなたの心に寄り添ってくれる言葉がきっと本書にはあるはずです。

面白いかどうかではなく、座右の銘として覚えておきたい生き様を知りたい人はぜひお買い求めいただければとおもいます。


ちなみにこの本の企画がもちあがったのは……結構前なんですよね。東日本大震災の前でした。
意図したわけではないですが、この本を書くにあたって「困難に立ち向かう勇気」と「逆境でも折れない心」それを身につけるヒントになるんではないかと思うようになりました。

誰もが迷ったり、進めなくなったりする時代にこそ、自分を奮い立たせる言葉に出会ってみてはどうでしょうか。