2010初夏、梅雨の晴れ間に、長野へバイクで走ってきました
日帰りの小ツーリングなので短めの作ですが、初夏の信州へ、早速スタートします
長野県松本市から、さらに西へ
山懐に抱かれた、ここは・
上高地の入口までやってきました
↑北アルプスの山裾を走る長野県道、愛称"サラダ街道"
向かい風が爽快です
↑北アルプスの稜線が近づいてきます
↑畦道には、花しょうぶ(?)が植えられています
田植えが済んだばかりの田んぼ、初夏ならではの風景です
しばらく走り、↑の和風の建物に寄ります。
これは・
↑、JRの駅舎です^
大糸線、穂高駅です
大糸線、かつてはマリンブルーに塗り替えられた旧型国電が活躍していましたが、今はJR東の新型アルミ電車が走ります
なお、大糸線の南小谷以北は非電化で、JR西日本の管轄。秘境路線として有名な区間です
同駅前にあった、↑親子アルピニストの像、信州っぽい^
↑は、"男女和合の道祖神"
このあたりは安曇野市になりますが、同市一帯はこの"夫婦タイプの道祖神"が多いんだそうです
タクシーロータリーのところにも↑夫婦道祖神を見つけました
素朴で、仲睦まじい表情に癒されます
穂高駅から近くの、↑の神社。
信州では有名な神社です。
ここは・
穂高神社です。
↑当地の本社のほか、上高地と、奥穂高岳の頂上にも奥宮があり、"日本アルプスの総鎮守"といわれています
伝統ある古社のはずなのに、↑本殿は白木の香りがする真新しいものでした。同神社は伊勢神宮と同様に、20年毎に『式年遷宮』をする習わしがあり、ちょうど去年がその年だったとの事。建替えたばかりだったんです
また、興味深いのは穂高神社、前述の通り『日本アルプスの鎮守』であると同時に、信州の高原なのに"海の神様"でもあるというんです
その理由は、穂高神社は元々、九州福岡の海神一族であった『安曇族』が当地に移住して祖先を祀ったのが創始とされる事が由来で、毎年9月には"御船神事"という、穂高の街中や田園地帯で御船を曳いて練り歩くお祭りも行なわれているとの事
なかなか興味深い由来です。
なお、"安曇野"の地名もここからきています
この山中で"船"を見るとは思いませんでした
標高1000m近い高原に鎮座する、「海の神」です・
同神社の片隅にも↑"夫婦道祖神"が^
夫婦で餅をついている様子を彫ったものも
まさに"和合"です^
↑の手水舎のお水、高原の天然水との事。
きれいな水がふんだんに出っぱなしでした
そのまま飲めます
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↑再び排気ガスを吸いながら、長野道~中央道で帰京しました
↑帰途、休憩に寄った諏訪湖SAです。
以上、初夏の信州日帰りツーリングでございました
(※2022.4 2024.2 文一部修正)