vol.44 2008年ツーリング納め 丹沢湖 | 旅ブログ Wo’s別荘

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 ツーリング作、本年より一年の"走り納め"として、近場で"ツーリング納め"をやっていきたいと思いますグッド!

本年2008年は、神奈川県の山地、丹沢へ行ってきました。

早速スタートします馬
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早朝都内出発、東名用賀インターから、一路西へDASH!


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まずは、海老名SAで休憩コーヒー

出発したばかりで別に疲れてないんですが、高速SAでコーヒーを飲むのが、僕にとっては"日常からツーリングへ、頭の切替"するための儀式(?)ですwニコニコ


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大井松田ICで降り、国道246号へ入ります馬

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国道246号とこのあたりで並走する、JR御殿場線・山北駅に立ち寄ってみます家
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御殿場線はJR東海の管轄では唯一、神奈川県へ入っている路線です。朝夕には東京駅から、JR東の直通車が同駅まで乗り入れます(2008当時)電車
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駅前の商店街、↑大通りというにはちょっと狭めですが^女の子


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私事ですが、Wo号の累計走行が↑山北で30.000kmになりましたベル

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駅の裏手に、"鉄道公園"というのを見つけました。

寄ってみます桜餅
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↑公園から見た山北駅です。

JR東海のオレンジ帯電車が停まっています。神奈川なのに名古屋チックな感じwオレンジ


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この山北鉄道公園には、↑D52という珍しい形式のSLが保存されています。D51(※デゴイチ)は有名ですが、D52とは・

 

D51が、なぜ現在でも蒸機の代名詞とも言える程有名か?は、製造両数がSL中では断トツで多かったためで、幹線からローカル線までオールマイティ対応の汎用貨物機として(※時には旅客牽引も)、全国まんべんなく走っていたためです。

 

対してD52は、D51よりもパワーアップした幹線専用として設計、しかも"戦時設計"として資材の節減をも考慮した形式です。製造両数は約280両だったそうですが、1000両以上つくられたデゴイチには遠く及ばず、又、戦時設計だったので耐久性が重要視されておらず、戦後廃車がすすむのが早かったと思われます汗


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しかしこの公園、このSL以外にこれといった目玉は無くあせる、あとは↑のような記念碑(※蒸気がディーゼルになった時の記念)や、腕木式信号機とかが置かれている位です^チューリップ黄

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・あと、なぜ山北駅に"鉄道公園"なのかというと、山北にはかつて御殿場線の機関区が併設され、峠越えをする機関車が配置されていた歴史があるからです。

御殿場線は元々、難工事だった丹那トンネルが開通する前の『東海道線』として建設されました。

いわば"鉄道での箱根越え"に対応すべく、急勾配登坂をサポートする"補助機関車"(※補機)を解結するため、ここ山北に機関車基地が設けられました。折返し可能駅で山北止の電車が存在するのは、その頃の名残かもです霧
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丹那トンネル開通後は『御殿場線』としてローカル線へと衣替えし、、静かな途中駅となった山北、当時を知るのは↑の古い柱のみでしょうかカエル

 

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山北駅を出て、再び走りだしますDASH!

茶畑が登場、静岡が近い事を感じさせますお茶

丹沢を目指します霧
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R246、東名の巨大な高架の下を縫うように走りますとかげ
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丹沢の名が↑標識に登場。近づいてきましたわんわん
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R246から酒匂川沿いを北へ折れ、丹沢湖のほうへ入ります右上矢印

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道の駅があったので寄ってみますしっぽフリフリ
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"道の駅山北"、僕が知る限りの道の駅で一番小さかったです^チューリップオレンジ

 

近年、地方の道の駅が立派にリニューアルされてきているので、この建物を見た時、"これは付属施設で、メインの建物がどこか別の場所にあるのかな?"と思った位です^あせる

 

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道の駅を出て、↑トンネルを抜け、丹沢山地へ入ってゆきますとかげ

そして~
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やってきました、丹沢湖です宇宙人
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湖の周囲を走っていきますクマノミ

丹沢湖は、これから行く三保ダム建設によって出来たダム湖ですヒヨコ
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晩秋の丹沢湖、静かな湖面に山々が映ります虹
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この日風がほぼ無く、さざ波も立たなくて鏡のような湖面でしたキラキラ


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紅葉も美しかったですもみじ
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この日、12月に入っていましたが、丹沢の紅葉が楽しめました^もみじ
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橋の上で、釣りをする人もうお座
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繰り返しですがホント、鏡のような湖面が美しかったですキラキラ


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このあたり、伊勢原市の大山と一体で、国定公園に指定されていますあじさい


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この丹沢湖のさらに上流は、↑案内板によると林道もありますが一般車は入れません。この看板に書かれている沢の地名を見ていると、漢字も当てられていない"古代の地名"がそのまま残されているのが印象的でした。神奈川にもこんな"未開の奥地"が存在する事を再認識しましたブタネコ
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いろんな発見もあった、丹沢です霧
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丹沢湖に架かる斜長橋、↑永歳橋です。

(※かながわの橋100選指定)

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その橋のたもとには・
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丹沢湖記念館の看板目
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入ってみます^男の子
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情緒ある、藁葺屋根の建物です家
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丹沢湖建設によって水没した、集落の家屋を移築したとの事です。

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いろりのある旧家のつくりメラメラ
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食器/民具等も多数保存されていました。

こういう所を見学するといつも思うんですが、日本はそう遠くない過去、こういう生活を営々と悠久に続けてきたという事に改めて感銘をうけます。こういう民俗文化財って、"消えゆく、人間の記憶との闘い"という感もしますヒツジ
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水没前の集落の写真もカメラ
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当時の生活を撮った写真の数々ですが、アングルがなかなかいい写真が多く、これを撮ったかた、かなり写真の腕が凄いと思いました^グッド!

 

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記念館を出て、この丹沢湖をせき止めている大元の、三保ダムを見に行きます目


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お~

事前に地図で想像していた以上に壮大でしたクローバー
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下流で酒匂川と合流する、河内川に造られました。
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岩を積み固めて造った、ロックフィルダムですみずがめ座

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時系列が前後してややこしいですが、再び丹沢湖記念館の展示に、三保ダムに関する展示もありましたメモ

↑"水没した発電所"という解説文に注目しました。

ふつう、ダムが建設されると発電所が新設されるものですが、三保ダムでは逆に、ダムを造ることによって発電所を1つ沈めてしまったとの事あせる


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丹沢湖からの帰り、三保ダムを↑下から眺めてみました目

1978(昭和53)年に完成した三保ダム、今では周囲の緑に溶け込んでいるようです霧
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小さな↑水力発電所がありました。

前述の"水没した発電所"の代替として、改めて建設されたと思われますドリル
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このロックフィルダム、コンクリートの壁が無くなだらかなダム壁なので、自然の景観に溶け込みやすいような気もしますクローバー

 

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丹沢から帰途につきはじめますが、途中、山北のもうひとつの名所、"洒水の滝"に寄ってみましたあじさい

洒水(※しゃすい)とは、"宗教行事で使われる香水"の意だそうです。

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↑滝の入口です。

ここでWo号を停め、歩いて登りますが・右上矢印Wo’s別荘

森の中を登ると~
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滝への道が、工事中のため通行止になっていました叫び

代りに、↑"仮の観瀑台"が設けてありました目


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残念ながら本来の観瀑場所まで行けなかったので、仮観瀑台からは遠目にしか見えませんでしたが、一筋の滝は確認できました^ひらめき電球


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望遠で、↑何とか撮影カメラ


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帰り道、滝近くの直売所で、↑地場産のゆずを買いましたプレゼント

今夜はゆず湯に入ろうwオレンジ

 

来年もあちこち走りに行き、ツーリング作をつくっていきたいと思いますが、来年春までは寒いので"冬休み"ですw^雪

 

 

 

 

 

(※2021.10 2024.1 文一部修正)