vol.16 遥かアフリカ モロッコ旅③ 迷宮の古都 フェスを歩く | 旅ブログ Wo’s別荘

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 モロッコ旅シリーズ、第3回ですグッド!

 

モロッコ旅、中盤へさしかかってきましたやしの木

第1回はマラケシュを、前作ではアトラス山脈を越えて訪ねたワルザザードをご覧頂きました。この2回がいわば"前半戦"でしたが、今作からは場所を北部へ移していきますあせる

 

アフリカ西北端を弓形に占めているモロッコ王国、今作では同国の北東部、モロッコ随一の古都と言われる街・フェスをご覧頂きます男の子

 

モロッコ国鉄(ONCF)、南部の起終点・マラケシュから、カサブランカ~ラバトを経て延々と続いてきた電化区間は、2007現在はフェスまでです。

なので、フェス止まりの列車や機関車の付け替え等で、けっこう鉄的には賑やかなフェス駅から、今作スタートです馬

 

フェス以東、アルジェリア方面は非電化単線です。

↑は同国東端にある終点、国境の街・ウジュダから着いたディーゼル列車ですDASH!

フェス駅に降り立ちました。さてどう歩くか・^

これから歩くフェス市は、人口的にカサ、マラケシュ、ラバトにつづくモロッコ第4の都市で、ラバト方面からの急行列車も多く設定されています。

モロッコ国鉄自慢の、↑新型2階建て・近郊通勤電車電車

近鉄のビスタカーを思い出すスタイル^

鉄ちゃんはこの辺にしてw、街ブラへ出発走る人

少し歩くと、王宮が見えてきました。

首都ラバトだけでなく、フェスにも王宮があるんです。

このフェスは9世紀、イドリス朝が都を定めた街で、かつてのスルタンが築いた宮城を現在も王室が所有しています。今でも、国王がフェスを訪ねた時の宿所として使われます(※内部は一般立入禁止)

いわば、"モロッコの京都御所"といったところです。フェスの街自体、日本でいえば京都に相当する位置付けの街だと思いますもみじ

王宮から、モロッコのメディナで最大規模といわれる、『旧市街 フェス・エル・バリ』の中へ入ります男の子

いかにも↑"城門"という感じの、街への入口ドア

マラケシュの街もでしたが、"モロッコ名物・迷路のような旧市街"、フェスの旧市街はマラケシュより大規模で、クリーム色っぽい壁が多かったです。

 

モロッコ街の街ブラは、基本この"メディナ迷い歩き"に終始しますカメ

その上で、街ごとに違った特徴があるので、そこを追求(?)しつつ、現地の人々をウォッチングしたりされたりというのが、同国街ブラの醍醐味になります^しっぽフリフリ


モロッコで一番広いメディナと言われるフェス、とにかく広かったですわんわん

途中、現地の人と知り合う機会があり、その案内で↑民家の屋上から街を俯瞰させてもらいました目




ホント迷路のような旧市街なので、所々に立つモスクのミナレット(尖塔)が目印になります旗

なだらかな↑丘の上に広がる、モロッコ王国千年の古都ですキラキラ

壁と壁の間に、道があり、家があり、モスクがあり・という感じですとかげ



こんな迷いまくった街ブラは初体験です。凄い街でした^あせる

果てしない迷路の世界から、そろそろ抜け出しますウサギ

市街の端、駅近くの宿へ投宿パンダ

↑宿の屋上から、街中を望む目

宿の屋上で洗濯。

フェスの街にたなびく、↑朝日生命のタオルwオバケ

 

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日が暮れましたやや欠け月


暗がりになるフェスの街、より妖しさとエキゾチックさが増します星空

宿の周囲を、少しだけ夜ブラ満月

古都の夜は更けてゆきました星空

 

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フェスのメディナ(旧市街)、これ以外にも紹介しきれない程見所豊富だったんですが、フェスでは私設ガイド(※政府未登録の観光ガイドは同国の法律で禁止されている)がモロッコで一番多いといわれ、しつこく寄ってくるのには参りました叫び

 

フェスの名誉のため多くは書きませんが、せっかくの世界遺産なので、もっと静かに歩かせてほしかったです。

その意味で僕的には、今回訪れたモロッコの6都市の中ではフェスが一番の"残念賞"でしたショック!

 

フェスは旧市街全体が世界遺産に指定されています。世界遺産を誇るなら、快適にその歴史的価値を訪問者が味わえるのかという事まで含めての選定、そしてフェス市当局もそういう街づくりをしてほいいですあせる

少し辛口で申し訳ないですが、僕の率直なフェス感想でした。

 

今作ここまでです!

次作からは2作で、首都・ラバトに乗り込みます。お楽しみに^虹

 

 

 

 

 

(※2019.10 2024.1 文一部修正)