初めて取った「八朔」の話 | アスルクラロ沼津のある生活

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こんにちはアスル・ド・ランタンです。

 

最近毒を吐きまくりで疲れたので、今回は普通の話です。

 

実は我が家の畑に一本の「八朔(はっさく)の木」が

植わっています。

 

この八朔なんですが、20年近く前に子供が生まれた記念に

植えたもので、植えた理由も父と私が八朔が大好きで

「好きなだけ食べたかったから」と言う安易なものと、「子供の名前と八朔の色や形がにているから」という事で半ば強引に私が押し通したからでした。

 

普段は父が畑仕事をしながらこの八朔と、香花(しきみ)の木の周囲を手入れしていました。

10年ほど経ち立派な木に育ったのですがなかなか実がならず、

父も「難しいな」と笑っていました。

そんな父もこの木に実がなるのを見ることもなく

この世を去りました。

 

その後何年かは私も様子を見に行っていたのですが、

実がなることもなくいつしか畑の前を通る事もなくなりました。

そして数年が経った昨年末、たまたま畑の前を通ったので

ダメ元で道路から八朔の木を眺めてみると、

「何と鈴なりじゃないですか!」

 

その八朔の木を撮影したのは↓コチラ

(全容を知られたくないので、一部を撮影)

 

それを見た私は慌てて木まで駆け寄ったものの、

ハサミも袋も持っていないのでもぎ取ってポケットに入るだけ持って帰りました。

帰宅後何個かをを仏壇に飾り、残った中から1個を取って皮を剥いていたら

”フワッ”と八朔の香りがしてきて「これこれこれ~!」とテンションが上がってきて、

剥き終わって「いただきます」と一房を口に入れたら想像以上の

八朔の酸味と不意に思った「父にも食べさせたかったな」との思いが相まって出てきた涙がとまらず、

子供に「大丈夫?」と心配されてしまった話でした。

 

そりゃぁ何年も手入れしないで放置しておけば、

売り物みたいな甘さは出ないですよねぇ・・・。

 

 

実は

最初に食べた1個だけが非常に酸っぱくて、

他は酸味が強いものの普通に食べられる味だったので

母の「最初の1個を食べられないお父さんがイタズラしたんだよ」と言う一言で話がまとまりました爆  笑あせる

 

おかげさまで毎日2個食べても2月半ばまで持ちそうな数が

なっているので、もう暫くは八朔祭りが続きそうです。

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

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