くじらのボトル 芋焼酎
くじらのボトルは、芋焼酎の基本にかえり、本場鹿児島のスタンダードな芋焼酎の味わいを求めて造られた一本です。
唯一鹿児島ブランドとして指定される垂水温泉水「寿鶴」を仕込み水に用いて、
白麹(国産コシヒカリ)と地元鹿屋の契約農家が栽培したコガネセンガンという品種のサツマイモで仕込み、
常圧蒸留しています。
雄大で全てを包み込むような優しさと力強さを持ち合わせた、
大海原に生きる鯨のような柔らかく華やかな香りと口当たりが特徴です。
芋独特の香りを楽しみたいという焼酎ファンの方にはたまらない逸品です。
ぬる燗、お湯割でお楽しみ下さい。
■原材料:地元鹿屋産「黄金千貫」・米麹(白麹)
■蒸留方法:常圧蒸留
■アルコール度:25
くじらのボトル 新焼酎 芋焼酎
芋焼酎の基本にかえり、芋焼酎のスタンダードな味わいを求めて造られたくじらのボトルの新酒です。
芋の香りを楽しみたいという焼酎ファンの方には、たまらない逸品です。
新焼酎は、例年ですと10月からの出荷ですが、今年は通常のくじらのボトルの在庫も少なくなってきたため、
8月から仕込みを始め、少し早い9月の蔵出しとなりました。杜氏も美味しいと喜ぶ仕上がりだそうです。
唯一鹿児島ブランドとして指定される垂水温泉水「寿鶴」を仕込み水に用いて、
白麹(コシヒカリ)と地元鹿屋の契約農家が栽培したコガネセンガンという品種のサツマイモで仕込み、常圧蒸留。
そして、不純物を取り除くだけのほぼ無濾過に近い状態で瓶詰されたくじらのボトルの新酒です。
上立ち香に、芋の旨みを感じる穏やかな香り。口に含むと旨み成分が十分にあり、ちょっとオイリーな感じがします。
同時に、新酒の軽やかさ、躍動感もあって、後味には新酒のもつ鋭さも感じられます。
芋の収穫時期でしか味わえない、採れたての芋の若く華やいだ香り、新鮮な旨みと甘味は、原料の持ち味を生かした新焼酎特有の風味といえます。
出来立ての酒のそのままの香味をお楽しみください。ぬる燗、お湯割は絶品です。
■原材料:鹿屋産「黄金千貫」・米麹(白麹)
■蒸留方法:常圧蒸留
■アルコール度:25
くじらのボトル 「綾紫」 白麹仕込み 芋焼酎
芋焼酎の基本にかえり、芋焼酎の本場鹿児島のスタンダードな味わいを求めた「くじらのボトル」の限定醸造、
綾紫仕込みバージョンの限定芋焼酎です。
地元大隅半島で契約栽培された「綾紫」という品種のサツマイモを原料に、
国産コシヒカリを麹米にした白麹仕込み、唯一鹿児島ブランドとして指定される垂水温泉水「寿鶴」を仕込み水に用いて、
常圧蒸留。仕込みから蒸留まできめ細やかな管理によって醸しあげられた逸品です。
綾紫という品種のさつま芋で仕込むことにより、本格的な芋の香りと強い飲み応えのある芋焼酎に仕上げています。
ある日、農家が間違えて持ってきた「綾紫」で仕込んだのがきっかけといいますが、
今では海シリーズのラインナップに並ぶ限定品として焼酎ファンから支持されています。
雄大で全てを包み込むような穏やかさ、優しさと力強さを持ち合わせ、綾紫のコク、旨みを十分に生かし、後味にゆっくりと芋の香りが残る。
アルコールの刺激が少なく、とても優しく穏やかですが、芋の香味はしっかりとあり、大海原に生きる鯨のような柔らかく華やかな香りと口当たりが特徴です。
特にぬる燗、お湯割は絶品です。
■原材料:鹿屋産「綾紫」・米麹(白麹)
■蒸留方法:常圧蒸留
■アルコール度:25
大海酒造
芋焼酎の本場、鹿児島県。錦江湾を造り出す、西の薩摩半島、東の大隈半島には火山性のシラス台地が広がり、焼酎の原料となる良質な芋の産地として知られています。
その大隈半島のほぼ中央、鹿屋市に大海酒造はあります。
創業は昭和50年。
鹿児島の焼酎蔵としては若く、昭和42年、鹿屋税務署管内の9つの焼酎蔵により共同瓶詰場を設立、社名を大海酒造株式会社と定め、
「さつま大海」の新銘柄をもって9工場による瓶詰めと販売を開始したのが始まりです。
その後、さらに1蔵が加わり、昭和50年には大海酒造協業組合を設立、新工場を建て、設備も最新式のものにして造りを一本化しました。
大海酒造が、全国から注目を浴びはじめるのは「海シリーズ」の第一弾「海王」が出荷される平成7年頃からです。
大海酒造が造る焼酎は、地域性も含め、全体的に飲みやすいタイプのものが多く、それまで若者や女性に敬遠されがちであった芋焼酎の入り口を広げ、
女性を中心に焼酎ファンの底辺を広げてくれた芋焼酎の一つで、近年の焼酎ブームの一翼を担った芋焼酎だと思います。
今でこそ高い人気を得ている芋焼酎ですが、かつてのイメージでは、臭くて飲めないし、抵抗があるとの意見が大半で、
県外で売れるのは麦焼酎ばかり。しかし、鹿児島を代表する焼酎はやはり芋焼酎であり、その芋焼酎をメジャーにしたいと願っていた大海酒造は、
「日本だけでなく世界に誇れる焼酎を造り、芋焼酎としてのジャンルを確立し世界に認知させたい」という思いから、大手企業でなくても素晴らしい焼酎を造れる事を実証したいと試行錯誤を始めます。
まず、仕込み水には県内で唯一、鹿児島ブランドとして指定されている有名な垂水温泉水「寿鶴」を使用。
原料のさつま芋は、地元鹿屋のさつま芋生産者組合と契約栽培した、厳選された高品質の芋のみを使います。
また、平成11年より焼酎杜氏として有名な笠沙の黒瀬杜氏の下で長年修行を積んだ、地元出身の大牟杜氏が製造の全てを管理指導し、杜氏歴2年目で鹿児島県本格焼酎鑑評会において優等賞第一位を受賞という快挙を達成しています。
芋造りからこだわり、銘柄ごとに芋、酵母、麹を使い分け、甘味と味わいの工夫をした結果、それまでの芋焼酎のイメージを変え、熊本国税局並びに鹿児島県酒造連合会主催の鑑評会にて連続入賞の栄に輝いています。
地元のさつま芋と水を使い、地元の杜氏が情熱を注ぎ造り出す焼酎は、まさに地元の方々に誇っていただけるような、今や鹿児島を代表する芋焼酎に数えられます。