「本なら売るほど」(児島青)の1,2巻を読みました。
小さな古本屋「十月堂」の若い店主と、店を訪れる人々の本にまつわる人生を穏やかに描く連作。
ちょっと話題になっていたので読んでみました。
私は古本屋は覗くことはありますが買うことはほとんどありません。
しかし、まあまあ読書好きではあるので、面白く読むことができました。
とは言えこの漫画では、本の虫だけではなく、たまにしか読まない人、積ん読の人なども各編の主人公になっているので、本の知識をひけらかす内容でもありません。
本との出会いは、作者、書店、勧めてくれた人、同じ本を読む読者など、時や距離を超え、多くの人との心の繋がりを感じ、それは人との出会いにも似た体験だと思います。
それは年に100冊読む人にも数冊読む人にもあるのではないでしょうか。
映画、音楽、美術などにも同種の体験はあると思います。私も読書は、たまに何ヶ月か読む気にならないときもありますが、結局やめられませんね。
そんなことを考えてしまう作品でした。