「あかね噺」(作:末永裕樹 画:馬上鷹将)の第20巻が出ました。
前巻に引き続き、若手落語家のNo.1を決める瑞雲大賞です。今回はまず、ライバルの一人、三明亭からしの高座。そしていよいよ阿良川あかねの高座が始まりました。
この二人の高座の描写、作者は相当悩んだのではないでしょうか。
まず、”からし”はどうなるのか楽しみにしていましたが、そう来ましたか、という感じですね。現代の話を古典の世界観で作る「擬古典」を創作し、演じます。作者も描き方に苦心したと思いますが、迫力はありつつも若干説明過多だったかも。評価は分かれるかもしれません。
そして、”あかね”の「吝い屋」はポピュラーな演目ですが、今までとは対称的な演じ方を抑えた表現で描き、良かったと思います。まあ椿家正明と阿良川一生に評価されないとダメなんですが。
それにしても高座の個性の描き分けが素晴らしく、漫画なのにホントの落語を楽しんでいる気分になります。
いよいよ4月から始まるアニメも期待してますが、どうでしょうか。