「受けいれる」ってどういうことだろう?
と考えてみたら、思うことがいろいろあって長くなってしまったので、
数回に分けて書いてみます。
漢字で書くとき、「受け入れる」と「受け容れる」との2つがあります。
そこには意味的な大きな違いがあると思うのですが、
一般的にはあまり明確には区別されずに用いられているようです。
私は、このブログの中では「受け容れる」という言葉を用いることが多いですが、
それは「受容する」というニュアンスを込めているからです。
誰にでも起こりうる人生の出来事として、
病気や怪我、そして死があります。
自分自身が、あるいは身近な誰かが、
大病や大怪我で入院したきりになってしまった場合、
あるいは余命宣告をされてしまった場合、
あなたはその現実をどのように受け容れていくでしょうか?
そして、最も難しいのが、
「今の自分」を受け容れていくことなのです。
自分自身を受け容れることの大切さが、
カウンセリングでもスピリチュアルでも指摘されるように、
「自己受容」ということがとても重要になります。
自己受容とは、
自分には良いところも悪いところもあるけど、
それを全てひっくるめた、あるがままの自分が
「私」そのものであることを認めて、
そういう自分でも良し(そういう自分が丸ごと好き)と思えることです。
欠点も含めて無条件で自分を愛せることです。
自分を受け容れていくということは、
ちゃんと自分を好きになってあげること
もっと自分を愛してあげることなのです。