本当の自分が分からなくなる理由として、
次のようなことが挙げられています。
①親が過干渉だった。
②子どものころから、家庭で何らかの役割
(「あなたはこうしていなさい」)を求められていて、
その仮面をかぶってきた。
③子どものころ、周りの空気を読むことが
上手になった(読まないと大変なことになるため)。
つまり、親との関係で、
子どものころから「本当の自分」を
出して生きることを自分に禁じてきたということです。
本当の自分などは出さずに、
ただただ言われたとおり、
そこで求められている(と自分で感じた)
とおりにしていく方が、楽だし、
自分も余計なストレスや不安を感じずに済むからです。
だから、
「本当の自分」にはしっかりと蓋をして、
勝手に顔を出さないようにしてきたのです。
結果的に、
自分を守るための「鎧(よろい)や兜(かぶと)」を
常に身に着けているという、
何とも窮屈な状態で生活してきたということです。
気が付くと、
その「鎧や兜」はすっかり
自分と一体化してしまっているため、
それがないと逆に心配になり、
その脱ぎ方さえも忘れてしまったりしています。
「本当の自分」を
しっかりと封印した完全武装の自分が
普通の自分になってしまっていくのです。