先日の、我が家のワンシーン
後片付けをしていた妻が、天気予報を見ていた私に聞いてくる。
「明日だめ?」
(私)「ダメな日なんてないよ!」
このやりとりについて、あなたが思ったことは?
面倒くさい夫だ! ひどい夫だ!
毎日洗濯や掃除で忙しい妻の気持ちに対する配慮も思いやりも感じられない。
夫の言ってることは正論ではある。
妻がもっときちんと質問するべきだった。
夫婦のコミュニケーションの在り方として適切ではない。
ただの笑い話なので、特に何も感じない。
コミュニケーションというのは、
実は結構難しいものがあります。
お互いのそのときの感情(気分)も関係してくるし、
何より、同じ言葉であっても、その意味の理解の仕方が必ずしも同じとは限らない。
双方の言葉の使い方(言葉の意味)に違いがある可能性をあらかじめ承知しておくことが大切だ。
上の私の発言は、ほんの冗談のふざけて言っているものではあるが、
相手がそれを「冗談」と受け止めてくれるかは案外分からないもの。
逆に、真面目に話したのに、冗談だと思われてしまうことだってある。
たとえ、長年連れ添った夫婦であっても、
いつでも同じ感覚、同じ波動でコミュニケーションをしているとも言えない。
だからこそ、誰かとコミュニケーションをとるときには、
勘違い、誤解、すれ違いなどが生じてしまわないように、
ちゃんと気を使っていくことが大事。
それは、思いやりとか配慮とか、共感性とかなのかもしれないが、
きっと、もっとその人のより根本的な部分が出やすいものかもしれない。