幸せマインドの達人へのヒント～その５
幸せになるために生まれてきた
「人生は苦しいものだ」
「人生に苦労はつきものだ」
そんな考えが世間には広く浸透しています。
だから、私たちは何気なく、疑いもなく、
その考えを取り入れてしまっているところがあります。
なので、嫌なことやつらいことが続けざまに起こると、
人生なんてそんなものだ、人生に楽しいことなんて何もない、
私はそういう運命なんだ、私の一生は幸せとは縁遠いものなんだ、
と、その苦しみの部分だけを切り取って巨大化して、
「ほ～らね、やっぱり人生は苦しいものだ」
「私は不幸な人間だ」と、早々に結論付けてしまいます。
だから、しょうがない、どうしようもない、どうすることもできない
というわけです。
その苦しみのすぐ向こう側にある幸せに気づいていないから
そう勘違いしてしまうのです。
でも「私たちは幸せになるために生まれてきた」
という大前提があるとどうでしょう。
じゃあ、どうして今こんなことが自分に起こっているのだろう？
という疑問がわいてきますよね。
その答えはこれです。「あなたにショックを与えるため」
もっと丁寧に言うと、「あなたにショックを与えて、目を覚まさせるため」
です。
私たちは幸せになることを方向づけられています。
これは誰一人として例外なく、そうなっています。
私たち人間が方向づけられている方向性は、「幸せ」です。
だから、もしあなたがその方向性からずれて
自分や他者を傷付けたり、おとしめたりすると、
そっちの方向じゃないよ～、
ほらほら、しっかりと目を覚まして軌道修正しなさいよ
と、何らかの力があなたに親切にも働き掛けてくれるのです。
でもそれに気づかず、さらにずれたままの方向に進んでいくと、
だから～、そっちじゃないんだってば！
と、また別のショックを与える出来事が起きます。
つまり、あなたが目を覚まして、本当に自分が進むべき方向性に気づくまで
ショックな出来事は起こり続けるのです。
なんと親切なことでしょう。
幸せマインドの達人へのヒント～その６
誰にでも人生の目的がある
私たちは「愛する能力を高めるために生まれてきた魂の存在」
そんなふうにお伝えしてきました。
私たちがこの世に存在する大きな理由の一つは
「愛する能力を高める」ということです。
私たちは誰もがみな、この共通の大きなテーマがあるのですね。
そして、その大きなテーマ「愛する能力を高める」に付随して、
個々に決めてきた「人生の目的」というものがあります。
別の言葉で言い換えると、「ライフワーク」とも言えるでしょう。
あなたの魂は、愛する能力を高め、その愛する能力を使って、
あることを達成するために生まれてきた。
・・・そういうことです。
この人生の目的が見つかり、それを生きると、
あなたの毎日は、充足感、満足感、幸福感、ワクワク、楽しさ、
喜び、感謝、希望、豊かさ、愛情、平穏、
といった、あらゆる「良きもの」で満たされます。
なぜなら、魂が計画してきたことを実行しているんですもの。
魂さんが嬉しくて嬉しくて仕方なくて、
その幸せエネルギーが魂さんから湧いてくるのです。
ここは何としても自分の人生の目的を知りたくはないですか？
人生の目的は、自分自身を深く知ることで見えてきます。
私たちはその目的を達成するために生まれて来ているので
達成できるようにちゃ～んと下準備がしてあります。
準備も全くなく生まれるような、無鉄砲なことはしていません。
その準備というのが、あなたの個性であり、資質です。
人それぞれ、個性があり、資質も違いますよね。
それは、達成しようと思っている人生の目的が違うからです。
人生の目的が達成しやすいような、
そんな個性や資質を備えて生まれてくるのです。
そして、もう一つは興味、情熱です。
自分の興味と情熱に、さらに個性と資質を加えると、
自分の魂が望んでいること、計画していることが見えてきます。
見えてきたら、それを生きるだけなのですが、
ここが簡単にはいかないところかもしれません。
恐怖と自己不信が邪魔をするからです。
「うまくいかないんじゃないか」
「そんなことできるわけがない」
「好きなことをしたら人にわがままと言われるんじゃないか」
だからこそ、私たちは幸せマインドの達人になる必要があります。
幸せマインドの達人は、愛する能力が高い人です。
自分のことが大好きで自分を尊重しているので、
自分が喜ぶことを自分にしてあげることができます。
そして、自分が完璧である必要はないと理解し、
失敗を恐れません。
たとえ失敗したとしても、
全てのことは必然であると理解しているので、
そこから学ぶべきことを学び、そしてさらに成長できます。
愛する能力が高いので、応援してくれる人もたくさんいます。
幸せマインドの達人は、
人生の目的を生きるのに邪魔になるものがないので、
人生の目的を生きるのが難しくないのです。
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