むかしむかし あるところに やきゅうがうまくなりたい こどもがいました。
そのこどもは せんせんから あしこしをきたえるため うさびとびをするように しどうされました。
そして あしのほねが おれました。
めでたくなし めでたくなし。
1970年代までは、スポーツにおいて「うさぎとび」という練習方法がありました。
現在の見解としては、膝を壊す危険性が高いだけでなく、筋トレとしても無意味だといわれています。
平成・令和の時代に生きる人にとっては、うさぎとびなんて、ただの体罰に見えるかもしれません。
ただ当時は大々的に警鐘を鳴らす専門家がいなかったので、良かれと思って子供に指導した大人も多くいたのでしょう。
今だって、同じような過ちは犯しているはずです。
「今日の常識、明日の非常識」かもしれないですし、「今日の非常識、明日の常識」ってこともあるでしょう。
「絶対に正しい」なんて科学であれ医学であれ、言い切れないものです。
私の場合も整体の施術後、「今回の痛みの原因は○○かもしれませんね」という表現しかできません。
正しい表現をしようと思うと、断定的なことは言えず、言葉は弱くなってしまいますね。
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