パリで発生したテロ事件が報道されるたびに、「テロとの戦い」といったフレーズを耳にします。
「テロとの戦い」と表現すれば、まるでテロの実行犯が得体のしれない生き物のような印象を受けます。
でも実際にはテロリストも被害者も同じ人間。
犯罪を犯すような特殊な人間がこの世に存在するというわけではなく、すべての人間が犯罪者になりうる可能性を含んでいるということです。
犯罪者を完全に排除すれば世の中から犯罪はなくなるのかといえば、さにあらず。
すべての人間の中に“ろくでなし”な部分はあるわけですから、それが成長しないように環境を整えるしか解決方法はないのでしょう。
戦う相手は得体のしれないテロリストではなく、私たちと同じ人間。
ヒトの敵はヒトですから。