札幌の朝は寒い。
2月になってから、マイナス10度を下回る日も増えた。
道路はすっかり根雪状態。
こうなってしまうと、歩くだけでも、ついつい力が入ってしまう。
でも、ここで疑問。
なぜ、力が入ってしまうのか?
答えは簡単。
転倒しないように気をつけているからだ。
しかし、そもそも転倒しないことはそれほど大事なことなのか?
転倒すること自体、ある意味、問題ではない。
多少の打撲くらいなら、どうってことではない。
転ぶことで怖いのは、やはり骨折だろう。
お年寄りの場合、骨折をきっかけに寝たきり生活になってしまった・・・なんて話もよく聞きますからね。
骨折しないようにするため、歩くときに細心の注意を払う。
それはそれで正しい戦略でしょう。
でも、すっごく疲れますよね。
ここで発想の転換。
転んだって、ケガさえしなければいい、という発想。
むしろ上手に転ぶことが大事、ということ。
結局、転ぶか否かというより、転んだ後の対応ができるか否かという問題。
「受け身」がきちんとできれば、転ぶことに過剰な注意を払わなくてもよくなる。
それだけ、雪道の散歩が楽しいものになる。
歩かなくなることで、人間はどんどん老化していく。
しかし、雪道での転倒を考えると、散歩なんかしたくなくなる。
骨折して入院するよりは、家でじっとテレビを見ていたほうがいい・・・。
そうなってしまうと、ますます出かけるのが億劫になってしまいますね。
転んだって、きちんと転べばいい。
なんだか人生みたいですが。
転ばないようにとビクビク・オドオドしながら生きていくより、転んでも対応できる受け身が身についていれば、楽しく穏やかに人生を過ごせるだろう。
うまく、転ぶ。
うまく、失敗する。
雪道であれ、人生という道であれ、大けがにならないような「受け身」を身につけることが大切なんですね。