伊達公子さんといえば、私のような世代にとっては、現役時代の印象が強い。
世界を相手に、あの体格で、堂々と戦ってきた、勇姿。
とても、印象に残っています。
そして「クルム伊達」として、復活。
はじめは、話題先行の復活劇かと思いましたが、やはりレベルが違う。
全日本テニス選手権のシングルで、優勝してしまった。
ダブルスなら、まだ可能性があるかとは思っていました。
体力が低下していても、ペアなら経験がいきるのではないか、と。
・・・なんて予想は蹴散らされました。
シングルでの優勝は、ほんと「超人」でしょう。
しかも、一旦現役を引退しているわけですから。
肉体的には、当然、以前より退化している。
体力、パワー、すべてが20代のレベルには戻れない。
でも、それを「洞察力」で補っているそうです。
相手の動きを先読みして、得意のライジングショットを決める。
経験が増すことで、洞察力がアップすることはあるでしょうが、いくら先が読めても、それに反応する肉体がないとどうしようもない。
どういうトレーニングをしているのか分かりませんが、人体の可能性を実証してくれた存在として、また「伝説」になりそうですね。
日本一になったクルム伊達さんはすごい。
その一方、日本一にしてしまった、日本のテニス界のレベルってものに、憂いも感じますが・・・。