平泳ぎにみる、身体操作の極意。 | まるたけ整体 公式ブログ

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「札幌市 厚別区 JR厚別駅 徒歩3分 筋膜のコリをほぐす専門店」

北島康介選手の活躍で、何かと話題の水泳・平泳ぎ。


水泳の中でこの泳法ほど「矛盾」した泳法はないだろう。

しかし、その「矛盾」が日本人でも活躍できる、ひとつの要因かもしれない。


何が「矛盾」なのか?

それは、速く泳ごうとすればするほど、遅くなるということ。


なぜ遅くなるか?

それは、推進力を得るために泳ぐこと自体が、水の抵抗をさらに大きくしてしまうということ。


だから、気負うと遅くなる。

一生懸命泳げば泳ぐほどと、スピードが落ちてしまう。


金メダリストの北島選手もコメントしていたが、ひとかき、ひとかきを確かめながら泳いだ、と。

その大きく、ゆったりした泳ぎ方こそ、最大の推進力を得る。


このことは、あらゆる場面に応用できるのではないでしょうか。


整体をしていて、筋肉をほぐしていく「コツ」は何か?と聞かれれば、答えはひとつ。


「がんばらない」ことです。


一生懸命がんばってほぐすと、まずいい結果は望めません。


理由は2つあります。


1、がんばって押せば押すほど、それは手力(てぢから)になってしまう。

  腕力に頼った施術は、クライアントの筋肉に緊張をもたらす。


2、リキめば施術者の感覚が、鈍化する。

  施術に必要なのは、クライアントのリアルタイムな反応を知るための感覚。

  一瞬一瞬の反応を見逃しているようでは、施術の精度が落ちてしまう。   

技術的には、体重を利用したほぐし方が基本。

ただし、体重を利用すれば良いということではなく、体重を利用しないと、その先がないということ。


大きな圧は、自分の重さを利用する。

その先にある、繊細な圧は、やはり指先の動きで調整する。


リセット整体のメインの手技・ズリ圧は、押し伸ばすこと。

「押す」と「伸ばす」は当然ベクトルの方向が違うわけですから、異なる2つの力を利用しなければならない。


「押す」が体重であり、「伸ばす」が指の動きである。


大きな圧で、筋膜全体に負荷をかけ、奥に隠れた“こりぐせ”をピンポイントで伸ばしていく。

この2つの作業が同時に行われることで、体の組織はリセットされるという訳です。


平泳ぎは、しっかり水をかくことと、スッと体を伸ばし、水の抵抗を最小限にすること。

これを繰り返すことで、速く泳ぐことができる。

緩急のバランスが、スピードを左右する泳法です。


一生懸命だけでは、ダメ。

ゆったりしているだけでも、ダメ。


異なる2つのベクトルを、いかにバランスよく用いるか。


これって、生きることの極意に通じるかもしれませんね。