「しんらい」の架け橋をかけよう | まるしん先生の教育&実践研究ふんとう記

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#学級経営#子どもが学ぶ授業学級(銅像教育)#はじめての先生#道徳 #道徳授業 #道徳教育 について日々実践&研究中です。単著・編著20冊、日本道徳教育学会会員、日本道徳教育方法学会員、関西道徳教育研修会 代表

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おはようございます。小学校の教員をしている丸岡です。

 

道徳教育を研究したり書籍を出版したり、オープンチャットまるしん先生の道徳教育研究所を運営したりしております。  本日もよろしくお願いいたします。

 

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本日のテーマですけども、本日のテーマは信頼の架け橋を架けようというテーマでお話をさせていただきます。

 

 ちょっと今日からですね、初任者の先生に向けて何かお役に立てる発信ができないかなとかですね、これから先生になっていくんですっていう方を対象にして何か発信ができないかなというふうに思いましたので、そんなつもりでこのスタンドFMもですね、聞いていただけると嬉しいなというふうに思います。 

 

 

  ■新刊、発売!!

 

 

本題に入る前にお知らせをさせてください。 この度ですね、新刊を出させていただくことになりました。 発売予定日は10月の16日です。「 教室の聞き方一つで高学年クラスはこう変わる」という本をですね、出させていただきます。 

 

教師の聞き方ひとつで高学年クラスはこう変わる!

 

 

 

 

 数年前に高学年の言葉掛けという本をですね、出させていただいて、それはですね、かなりのたくさんの方に手を取っていただいたんですけども、言葉かけがですね、鉾とすると、聞き方というのは縦というような受け身の形になりまして、これ攻めとですね、受けの両方が高学年としても揃うというふうに思いますので、ぜひ合わせて、教室の聞き方一つで高学年クラスはこう変わるという本を読んでいただけると嬉しいなというふうに思います。 

 

 

高学年児童がなぜか言うことをきいてしまう教師の言葉かけ

 

 

 

 

  ■「信頼の架け橋を架けよう」

 

 

それでは本題に入らせていただきます。

 今日はですね、信頼の架け橋を架けようというテーマなんですけれども、初心者の先生が子どもたちとつながっていこうというふうに思ったときに、皆さんはどんなことを考えられますかね。

 

もしかすると、なんかこう先生自身が子どもたちの気を引くような、目を引くような芸をなんかしないといけないんじゃないかとかですね、なんかこう面白い話をしたりだとか、面白い授業の仕方をしたりだとか、そんなことをしないといけないのかなというふうなことを考えたりとか、そういうふうなことを考えられる方もいるかもしれません。

 

 もちろんですね、子どもたち自身にとって、魅力のある先生でいること、何かこちらから子どもたちに与えていくことということは、とても大切なことではあるんですけれども…。

 

ただですね、実は一方で、私たちが人を信頼するとなったときに、どんな人を私たちは信頼しますかね。 

 

もちろん、何か自分にとってモデルとなるような人だとか、魅力的な人だということも、信頼する一つの要因にはなっていきますけれども、実は私たちというのは、自分の話を聞いてくれるなとか、自分のことを見てくれているなとか、自分を存在として認めてくれているなとか、そういったですね、自分を認めてくれる、聞いてくれるというふうな人たちに、信頼を寄せていくのではないかなというふうに思っております。 

 

自分自身も、いろいろな人たちのモデルを見ながら、この人はすごいなとか、憧れてるなというふうな方々に、さまざま出会ってきたりしてきたんですけれども、

 

ただ一方で、その方といつ本当の信頼関係を結んだかなというふうなときには、その方々と実際にお話をして、そして自分の話を聞いてもらったなというときに、この人本当にすごい人なんだな、こんなにすごい人だけど自分の話を聞いてくれるんだなというような思いを持つことができたんじゃないかなというふうに思います。 

 

私自身が、若いときにクラスを持っていて、うまくいかなくなってしまったこともたくさん経験をしているんですけれども、その中の要因の一つとして、子どもたちはよく私に訴えてきてくれたことの一つに、やっぱり先生ってなかなか話を聞いてくれないというふうに言われてきたことが本当にたくさんあります。 

 

自分自身がいっぱいいっぱいになってしまって、授業もどうしていいかわからない、子どもたちがトラブルを起こしてしまうけれども、その解決も時間がかかってしまう。 それがこっちでも起きて、あっちでも起きて、どうしたらいいんだ、みたいな形で、もう自分自身もいっぱいいっぱいになってしまってというふうなことがあったんですけど、

 

そんなときにですね、子どもたちはもっと自分たちの話を聞いてほしい。 先生は私たちの声を聞いてほしいというふうにすごく訴えてきてくれたことが、今でも印象に残っているんですよね。 

 

 

  ■先生と子どもの関係性の重要性 

 

 

先生は基本的には「こうしましょう、ああしましょう」というふうに、ときには「こうしなさい、ああしなさい」というふうに、子どもたちに働きかけていく存在であることは間違いありませんし、そこから、避けることというのはなかなか難しいと思うんですけども、

 

だからこそですね、先生は子どもたちとつながっていくときに、まず子どもたちの話を聞いていくんだ、聞くという前に、子どもたちのことをもっと観察していくんだ、子どもたちのことを知ろうとするんだというふうな姿勢が、すごく大切になってくるんではないかなというふうに思います。 

 

子どもたちと私たちというのは人間の関係である以上、何を言うかということももちろん大事なんですけども、誰が言うのかということがとても大切になってきます。

 

 

子どもたちに、この先生の言うことだったらやっぱり聞いていきたいなとか、先生が大好きだから自分たちはそこに応えていきたいな、そんなふうにやっぱり思われるような先生になっていくということはとても大切なことですし、そのためには、こちらから与えていくということも大切な視点なんです。

 

 

その前にですね、子どもたちの声を聞いていこうとか、子どもたちのことを観察して子どもたちを知っていこうというですね、そういった姿勢がすごく大切になってきます。 

 

また、明日以降もその辺りについてもっともっと、細分化してこの放送を続けていければというふうに思いますので、ぜひ初任者の先生であったり、これから先生になろうとしている、方が、この放送を聞いてくださって、何か参考にしてくれると嬉しいなというふうに思います。 

 

ということで本日は、子どもたちと信頼の架け橋を架けようというテーマで、お話をさせていただきましたが、いかがだったでしょうか。 

 

何かですね、放送のリクエストがあるという方は、レターの方を送っていただければというふうに思いますし、何か感想をですね、コメント欄の方に書いてくれると嬉しいなというふうに思います。 

 

それでは本日もここまでお聞きくださいましてありがとうございました。