「責任」ということ | maruseのひとりごと

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2014.7.24 薬師池公園のカワセミ

昨日の夕方、部屋のTVは、「たけしの教育白書」になってました。

「他に見たい番組がなかったから」8chにしてただけで、

時々、チャンネルをパッパ回したり、パソコン作業に集中したりで、

ずーっと、真剣に見ていた訳ではないので、内容をハッキリと把握してません。

でも、最後の方、「森永ヒ素ミルク中毒事件」に関する久米宏さんのコメントで、

パソコンいじってた手が止まってしまいました。


食品(人が口にするもの)を作っていることの責任について…


今年の初めから、不二家に始まって、近いところでは赤福餅ですか、

ほんまに、次から次へと…って感じで世間を賑わせてる「食品業界」ですが、

そういった、不祥事が発覚した時、事故を起こした時に、「いかに責任を取るか」ではなく、


絶対に事故を起こしてはならんのや!って義務がある!


そこの責任が、ものすごく重いことを、ど~ん!と受け止めました。



maruseは、「ルールを守る」ということに関しては、結構うるさく、厳しい方です。

ひとつのルールを守れない人が、その他のルールを、


誰も見ていない所で、守っているとは、とても思えない!


だから、例え“衛生”とは関係のないルールでも、注意する時があります。

でも、ただただ、押さえつけるようなやり方、決められ方ではない、

今、工場にあるルールは、「製品を口にされるお客様のことを考えて」のモノなので、


何故、そうしなければならないか…


ゆっくり、じっくり、説明します。時には、嫌になりますけどね!

  (世代観や言葉、お国柄の違い…まずはそこから始めなきゃならん…

   いくら仕事とはいえ、怒ることばかりが続くと凹みます。

   工場内は、場所によっては、見た目(掲示物)「幼稚園?保育園?」状態です。)

幸い、会社の方針が、同じベクトル向いてるので、こんな心強いことはありませんが…


やっぱりね、「食べ物を作る」ということは、


たった一人、たった一度の過ちで、人様の生命を脅かすことがある


それを、いつも、頭の中に、でっかい「責任」として置いとかんとあかん…と思うんです。

安易な考えではイカン…と。


明日も…一人の従業員を徹底指導せにゃならんのです。

改善が見られないなら、ここでの仕事を続けてもらう訳にはいかないことも告げます。


いつか、わかってほしいなぁ…


「責任」は大きいけど、「誇り」も持てる仕事やん!


ってこと…。