親がいて、自分がいて… | maruseのひとりごと

maruseのひとりごと

2014.7.24 薬師池公園のカワセミ

いつも楽しみに拝見させていただいている、パトラさんのブログ の、

今日の記事を読んで、しばし考えてしまいました。

maruseは、人の親ではないけれど、

親はこどもに、何を願うのかということ…。


今、、光市の母子殺人事件の差し戻し公判が話題になってますが、

犯人は、「家庭環境」を逃げ道にしようとしているらしいですが、


maruseは、そりゃぁ、ごく平凡な家庭に育たんだなぁと思います。

3姉妹の真ん中で、親に「損な子だ」と言われて、

成長するにつれ、自他共に認める「生き下手」になったけど、

当のmaruseは、それを「親が悪い」とは思わなかった。


3姉妹の中では、maruseだけが親の望む方向へは進まず、

いつも何か言いたかったんだろうけど、

大人になってから決めることは、「あんたの人生やから」と、

無理に引き止めることもなく、上京もさせてくれました。


現在、親は、生きるか死ぬかの大病をしがらも、

3姉妹がいなくなった実家で、2人で生活しています。

もし、TVドラマか何かだったら、こどもがいないmaruseが、

「あんた、一番、身軽でしょ!」なんて言われて、

「あんたが実家に戻りなさいよ!」なんて…パターンかな。

でも、maruseの言い分をぶつけるなら、

「正社員で、会社に一人しかいない立場で、働いてるのはmaruseだけですねん!」

って、とこでしょうけどね。


ただ、思うのは、もしもの時、maruseら姉妹は、そんな風に、

厄介モノをなすりつけるようなことはしないな…ていう、信頼関係がある。

親が、「3姉妹」てことで、こどもの時から、

「あんたらが嫁に行っても、お墓を“無縁さん”にはせんとってな」と心配してて、

「大丈夫やて、財産云々があっても、揉めへんて」と言うと、

「連れあいで、人間は、変わるからなぁ…」と言ってましたが、

確かに、3姉妹それぞれに、順風満帆とはいかんけど、

maruseにだって、誰にも話していない負い目、失敗があるけど、

最低限、人様に恥ずかしくない生き方をしているよ!…と思う…




…こんな風に思えることが、

こども心にも「欠陥だらけ」やに見えた親が、

実は、上手いこと子育てしてたんかな…と思えることです。

少なくとも、maruseは、人を、自然を…色んなモノを愛する心を持っている。


あんたは、生きるの下手やし、

絶対に、姑さんと同居なんてできひんし、


そら、いろいろ言われましたが、

親から貼られたレッテルも、自分で納得してたもんな。


自由にしてくれて、ありがとう!