データとは本質。
データは生産の結果であり、
嘘偽りの無いものである。
つまり、データとは
生産した結果の本質である
ということ。
生産条件を変更すれば、
データのどこかに変化が生じる。
その変化する生産条件、変化するデータ箇所、
その変化の度合いを把握する事が品質管理であり、
変化を出来るだけ正確に把握する事が重要である。
出来るだけ正確に把握する事が出来れば、
生産条件を正確に設定する事が出来る。
その結果、不良品の発生率が低下し、
安定した生産が可能となる。
では、どのように正確なデータを採取するかというと、
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条件をいくつか変更し、
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テストを行ってデータを採取し
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解析して品質の変化を把握する
この方法で、
各変動する可能性の有る条件を
一つずつ検証する作業が必要である。
生産部門の担当者であれば理解できると思うが、
変動条件を一つずつテストして解析する作業は
とてもシンドイ作業である。
とても一日で終わる作業ではない。
もしかすると1年かかるかもしれない。
私が担当した不良品発生率を90%低下させた検討では、
実際にデータ解析から対策するまでに1年を要した。
途中で心折れてしまうかもしれない。
でも、これを乗り越えると、
安心して寝られる夜がやってくる。
もう、夜中に製造現場から
呼び出しを受ける事もない。
定時で帰宅する事ができる。
安心して海外旅行ができる。
最初の一年で生産条件の基本データを取り尽くし、
解析して対策条件を設定してしまう。
そして、定年まで安心した生活を満喫する。
それは品質管理の仕事だし、
品質管理の技術なのだ。