鼻からチューブ→2度目の入院 | アラ還(卒業→高齢者)主婦の最後の家作り→夫癌発覚

アラ還(卒業→高齢者)主婦の最後の家作り→夫癌発覚

2024/3 終の棲家完成と同時に夫(68才)が胃癌ステージ4と診断されました。

リンパ節転移、手術も根治も不可、延命の為の抗がん剤治療のみ。

突然過ぎて信じられずにおります。

「マイホーム計画」から今後は夫の闘病について記録していこうと思います。

前回の内容を簡単にまとめてみました。


【3/17】吐き気からの嘔吐

【3/18】クリニック受診

【3/19】がん拠点病院受診

【3/19~3/22】検査入院

【3/27】癌宣告


ここから続きます。


告知された時の気持ち


既に「癌疑いあり」と言われてたので「やっぱり」と言う感じでショックよりガッカリ。


ステージ4、手術不可、根治はしない、抗がん剤で延命するのみ!と言われて、あらためて事の深刻さを実感しました。


それでも泣いたり取り乱したりはなく自分でも不思議な位、冷静にそして淡々と先生の話を聞いてたと思います。


今後について色々説明受けました。

セカンドオピニオンの案内もありましたが何の情報も知識もないので取り敢えず通いやすいこの拠点病院でお世話になろうと決めました。


とは言え抗がん剤への恐怖心が大きくて直ぐに始める気分ではなかったです。


しかし、提案されたスケジュールは翌週4/3からスタートと言うものでした。


いやいや、それ早くない?

まだ心の準備出来てないし、と内心思う。


夫は抗がん剤の辛さを知ってか知らずか躊躇する事もなくすんなり受け入れてました。


ただ、他にもすぐに始められない理由が。


その日程でスタートするとまさに引越の15日辺りは副作用で動けなくなってるのでは?

先生、否定せず!

かと言って20日も遅らせる事で症状が悪化(癌進行)してしまう、とも言われなかったので結局、引越終わってからの4/24から抗がん剤スタートとなったのです。


夫の体調は退院時に処方された薬のお陰なのか、その後はすっかり良くなって普通に食べられてました。あの日の嘔吐は何だったのかと思うくらい。


【処方薬】

・タケキャブ

・モサプリド

・カロナール

・ジャヌビア  (糖尿病も発覚)


新居の方は3月29日の引渡しには夫も立会えて、その後、引越日の4/15までは自分達でチビチビ小物を運んだりライフラインの立合やカーテン類の採寸、家電、家具の手配、立合と、やることは目白押しでした。


そんなある日また夫の体調が怪しくなります。膨満感とひゃっくり。


4/10口腔外科の外来で拠点病院へ行く事になってたので症状説明して急遽主治医に診て貰える事となりました。


すると、

これは大変!

お腹膨れてる!

即、経鼻挿管を!と、主治医


(鼻から管を入れて胃の内容物を外へ排出し胃の減圧をはかる。後に栄養を送る管に交換)


あれよあれよと看護師さん達が集まって目の前で夫の鼻にチューブが挿入されていきます。「おぇっ!うぅぅー!」と苦しそう。


胃の出口が詰まって食べた物が十二指腸へ流れていかず胃の中に大量の食物残渣が溜まってました。


そして、そのまま即入院となったのです。


夫曰く、今この時期は引越し控えて入院してる場合じゃないとひたすら拒否。


私はもはや家の方は一人でやるっきゃないと覚悟決めて、夫には入院するよう促しました。


先生にも「事情は分かるが命の方が大事でしょ」と説得され、諦め、二度目の入院となったのです。


残された私は、仮住まい先と新居の方と、諸々の手続き、立合、何から何まで自分一人でやるんだ!と不安の中で覚悟をしたのでした。


この先は又次回にしたいと思います。


お付き合い下さり有難うございました。