「星の岩屋」の岩屋から外に出て | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 不動の滝(別名「裏見の滝」)を正面に見た時、右側には大師堂があります。

 という説明はこの前書きましたが、では、本堂は何処にあるかというと、滝を正面に見て左側です。

 滝の中というか裏側の岩屋に入って通り抜け、本堂のほうへ向かうことも出来ますが、滝の前にも行かず岩屋にも行かずして本堂へ向かう道もあります。

 そちら側の通路には、真っすぐだが狭くて急な石段があります。

 岩屋を抜けて本堂へ行く場合は、ちょっとした岩場を行く感じです。

 といっても、そんなに危険な岩場ではありません。真冬残り突くような寒さの中とか、大嵐の中でもなければ、怪我することはないと思われます。

 注意するに越したことはありませんが。

 

 本堂へ向かう径の左側にも大きな岩やら樹木があって岩の上部の祠があります。

 昔の行者はそこにも上って拝んだり禅定したりという修業を行ったに違いありません。

 ちょっと高いので、滝や大師堂のほうを見下ろすことができます。

 「星の岩屋」はもともと交通の便が悪く、林道も狭く、駐車スペースも車一台がせいぜいと言ったところなので、大勢の観光客が押し寄せることは期待できませんし、押し寄せてもどうにもならない場所です。それだけに、ひとけの無い岩場を見ると、改めて、厳しい修行場だったんだなという実感が強まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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