令和六年四月、太龍寺参詣 | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 平等寺から太龍寺へ行くときはカーナビを利用しました。

 道順はほとんど把握しているのですが念のためです。

 カーナビの示す道筋に、少し違和感を覚えました。

 平等寺から北へ向かい、桑野川沿いに県道二八四号線を進み、国道一九五号線にでるのですが、その手前で道が二つに分かれます。結局は国道にでるのですが、右へ行くと川の蛇行に沿って進み阿南山口郵便局の近くへ。左へ行くと山口小学校のほうへ出ます。

 太龍寺へ行くのは、国道に出て西へ向かうのですから、右へ行くルートでは少し遠回りになります。なぜカーナビが遠回りルートを選んだのか、よくわかりません。

 さて、国道を西へ進んで阿瀬比、和食郷経由で太龍寺ロープウエイの山麓駅に着きました。

 駅と直結しているのが「道の駅 鷲の里」です。その入り口前には広い駐車場があります。どんなに込み合っていても、駐車スペースが全然ないということはあるまい、と思えるほどの広さです。

 公衆トイレもあり全体的にきれいな印象です。

 山麓駅に入って往復のチケットを買いました。ちょっと待つだけで発進時刻となりました。

 乗客は私以外に二人いたと記憶しています。

 太龍寺参詣の際、天気のいい日はロープウエイに乗ることを勧めます。周囲が良く見渡せ、遠くの山々も見渡せます。よほど天気の良いときは小松島市や徳島市のほうだけでなく鳴門海峡のほうの海も見渡せます。

 太龍寺山を越えるほど高い所を行くので、那賀川の渓流が下に見えます。

 これらの眺めが素晴らしいのです。

 山上駅に到着して、まず、本堂に向かいます。駅からだと大師堂や納経所よりも本堂のほうが近いからで、そのあとで大師堂に行き、楼門を経由して本坊の納経所に行ってまた駅に戻るというのが定番コースです。

 鶴林寺からの歩きコースですと、まず三門をくぐり納経所の前を通過して楼門経由で本堂、大師堂にお参りして納経所に戻り、三門にまで戻り、山の東側の林道で下山して阿瀬比のほうへ出る、ということになりましょう。

 山上駅から本堂へ行くには長い石段を登らなければなりません。

 これがちょっとキツイです。

 頑張って乗り切れば立派な建物の本堂に到着。呼吸を整えて、おつとめします。

 次に大師堂へ。隣接しているわけではないので少し歩きます。

 本堂もそうですが大師堂も荘厳な雰囲気で、さすが「西の高野」といわれるだけあります。

 この日は山の花々がよく咲いていて、特に桜が満開でした。納経所の前の桜が特にきれいでした。

 ああ、ちょうどいいときに来たんだなあ、と感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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