山の上の方へ向かうにあたって、石段が続くのを見る。とても長い石段です。
これだけ長い石段を造る工事はかなり大規模で時間も費用もかかっただろう、と思うと同時に、多くの人々の信仰心の強さを思い知らされます。
そして、ロープウエイを使って登ってもこれだけ石段があって疲労しそうなのに、もしもロープウエイを使わずに登ったら、どれだけつかれたろう、とも思います。
実際、十年以上前に香川県在住の先達さんの案内で箸蔵寺に訪れた時は暑い時期でしたから、石段を登り切ったときには、相当な量の汗をかいていました。
そのぶん、登り切った時の爽快感も相当なものでしたが。
今回は十二月。天気が良かったので、風がちょっと冷たい程度。ですから、十年以上前ほど汗をかくことは当然なく、登り切っても、疲労度はその時とは全然違いました。
だた、違うとは言っても、やはり長い石段ですからそれなりに着かれましたが。