八坂寺で閻魔をみる | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 四国霊場第四十七番札所・八坂寺の名物は、閻魔の絵と閻魔による極楽浄土への通行手形と、「地獄の途」等といえるでしょう。看板にある閻魔大王の絵がとても印象的です。八坂寺の本尊が阿弥陀如来で、お寺の境内には極楽や地獄を示すものがある。地獄をおそれ、天界や極楽浄土へ行くことを望むように人々に思わせ、閻魔大王をおそれさせるとともに「嘘をついてはいけない」「人を傷つけてはいけない」「だましてはいけない」「殺してはいけない」等の戒めを人々に教え、阿弥陀如来の慈悲を渇望させる。典型的な、仏教の教えのすがたを感じさせます。

 

 

 

 

 

 

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