さて再び一人になり、四国霊場第四十七番札所・八坂寺へのお参り開始です。
石段をのぼり、橋門をくぐり、またさらにのぼって、真っすぐ進むとそこは本堂。まつられている本尊は阿弥陀如来です。
この本尊は平安中期の高僧にして「往生要集」などで知られる恵心僧都(えしんそうず)源信(げんしん)の作と言われている貴重なもので、秘仏です。
本堂は鉄筋コンクリートですが日本の寺院建築の様式から外れたものではありませんので違和感などありません。
本堂とは閻魔堂を挟んで左に、大師堂があります。
四国八十八ヶ所巡りの遍路で、しかも私は先達ですから、大師堂や本堂ではきっちりと線香・ローソクに火をともし賽銭をあげ、「祈願文」「開経のことば」「懴悔のことば」等を唱え、「般若心経」や真言を唱えます。
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