成田山についての、2012年2月の私のブログ記事より | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 

2012年2月16日 (木)

成田山参道名物うな重

 成田山の参道には幾つもの料理屋、土産物屋、旅館が軒を連ねています。その料理屋の中でもうなぎが看板メニューとなっている店が多く、成田山参道の名物といえば「うなぎ」という印象です。

 それで、私は何度か成田山を訪れている時には参道の料理屋でうな重を注文するのです。今回の節分でも、昼食は参道の料理屋に入り、うな重を食べました。
 

 

2012年2月15日 (水)

成田山境内の写真(出世稲荷近くからの)

 成田山の出世稲荷の社殿がある場所は、高台になっていますので、社殿の東側、本堂の方へ降りて行く緩やかな坂の上からは、成田山の境内が見渡せます。近くの釈迦堂(昔はそこが本堂だった)や本堂・三重塔ばかりでなく、額堂や平和大塔まで見えます。



 
 

2012年2月14日 (火)

成田山の出世稲荷

 今年の二月三日は節分の日だったばかりでなく、「初午(はつうま)」の日でもありました。
二月最初の「午」の日を「はつうま」といいます。京都の伏見稲荷に神様が来たったという日が初午の日にあたることから、初午は稲荷大明神の縁日となりましまた。よって、稲荷信仰の篤いところでは、初午の日に稲荷大明神の社(やしろ)にお詣りして幡を奉納したり、お祭りを行ったりします。

 二月三日、私は成田山新勝寺の節分会に行ったのですが、そのついでに、成田山境内にある出世稲荷にも詣でました。

 

2012年2月13日 (月)

節分の福豆

 成田山の節分会に限らず、有名な寺院では芸能界やスポーツ界の有名人が参加したり、何かとイベントとしての盛り上げがあります。
 

 それだけに境内はたいへん混雑します。正月の初詣の参拝者数が明治神宮についで全国第二位という成田山新勝寺では、ただでさえ相当な賑わいが予想されるのに力士や大河ドラマ出演者たちが来場するものですから、足の踏み場もなく身動きもとれないような状態になります。
 

 そんな状況下、怪我人が出たりゲストに何かあっては大変と、千葉県警の人たちが大勢来て警備にあたります。そして、来場した一般参拝者たちに何度も注意を促します。

 混雑ぶりがひどいですから、無理に押したり、豆まきの時に地面に落ちた豆を拾おうとしゃがみこんだり、芸能人や力士の姿を幼い子に見せようと子供を肩車したり等、危険とみなされる行為があったら、その場で豆まきを中止します、とのことでした。

 その注意がただの脅しに過ぎないと思った人がいるのでしょうか。それとの自分一人なら大丈夫、とでも思ったのでしょうか。それとも無我夢中で注意事項を忘れたのでしょうか。豆まきの最中、それも始まったばかりの時に、「豆まきを中止します!」の声がかかり、中止されました。そしてしばらく経ってから安全が確認されたのか、再開されましたが、またすぐに「中止します!」の声がかかりました。そして、檀上で豆をまいていた人が名残惜しそうに豆を一つだけ投げると、福豆の福をいただこうとばかりに、それに飛びついたり、地面に落ちたものを拾おうとした人がいました。

 たとえばその場に千人の参拝者がいたとします。そのうちのたった一人が注意事項を守らなかっただけで折角の行事が中止されてしまうのです。それはお寺や警備の側が「融通が利かない」というわけではなく、マナーを守らない人がいけないのだと思います。なぜなら、「世界平和」「万民豊楽」「震災復興」をうたった行事だからです。

 「奇祭」といわれるような、怪我人続出が当たり前のようなお祭りではなく、参拝者全員に福を与え、平和を祈る行事でもあるのですから、参加者の中に怪我人が出て不幸な目に逢ってはいけません。参拝者のためを思っての厳しい措置だといえるでしょう。節分会の豆まきを行うにあたって、怪我人などを出さないようにと、お寺や警備側が参拝者の身の安全を考えて万全を期し、注意を呼び掛けているのですから、参拝者自身も注意によく耳を傾け自分やその周りの人の安全を考えるべきでしょう。

 少し静かになって落ち着いてから、もう一度だけ再開されました。しかし、またすぐに「中止します」の声がかかりました。非常に残念でした。私は投げられた豆(小さな袋に入っているもの)を受け取ることができませんでしたから、豆まきが終わって移動できるようになってから、お札やお守りの授与所へ行って、そこで福豆を頂きました(有料)。

 

2012年2月12日 (日)

 

 成田山新勝寺の節分会では、「福は内」という掛け声はありますが、「鬼は外」という掛け声はありません。本尊の不動明王の前では鬼はいない、といわれています。だから境内に鬼がいないのだから「鬼は外」などと言う必要がない、「福は内」だけでけっこう、ということなのです。
 

 

 そのため、年男年女やゲスト参加の力士・俳優さんたちが豆をまく時も「福は内」「福は内」と叫びます。
 

 

 今年は東日本大震災復興祈願もあり、「福は内」の他に「震災に勝つ!」という掛け声もありました。
 

 

2012年2月11日 (土)

成田山新勝寺の節分会

 二月三日、千葉県成田市の真言宗智山派大本山成田山新勝寺にて、節分会が行なわれました。

 有名なお寺の恒例行事でもあり、その豆まきには大相撲の力士やNHK大河ドラマの出演者らも参加するとのことでしたので、私も行ってみようと思い、その日の朝はやくに家を出ました。

 日暮里駅から京成電鉄の特急に乗り、京成成田駅で下車。参道を行くと、もう、大勢の人が新勝寺の方へ歩いていました。

 賑やかな参道を歩き、総門をくぐり、仁王門へ進み、そのまま本堂の前へ行くのですが、この時は交通規制(?)があって、石段を登って本堂前へ行くはずが右へ曲がるよう警備員に指示され、三重塔の方から「節分会」の会場となる本堂前へ行くこととなりました。

 この日の豆まき(節分ついな式という)の第一回目は午前十一時からと言われていましたが、十時半をすぎたあたりからゲストの方々が来ました。

 大相撲の力士では、横綱の白鵬、大関の把瑠都、稀勢の里、幕内力士の隠岐の海。NHK大河ドラマの出演者は、主役の松山ケンイチさん、玉木宏さん、藤木直人さん、松雪泰子さん、深田恭子さん。他にも、東日本大震災の被災地の首長が招待され、石巻市長などが来ました

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