新井薬師(中野区)《過去のブログ記事より》 | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 

2011年12月22日 (木)

新井薬師(中野区)

 最近の話ではないのですが、十一月八日に東京都中野区の新井薬師へ行きました。八日は薬師如来の縁日です。

 新井薬師は、正式には新井山梅照院薬王寺といい、真言宗豊山派の寺院です。東京都中野区新井にあり、最寄り駅は西武新宿線新井薬師前駅かJR(または地下鉄)中野駅です。

 新井薬師前駅から歩いて行くと、商店街は門前町の趣で、縁日ともなると商店街も境内も賑わいます。

 お寺の本尊は弘法大師作という薬師如来像と如意輪観世音菩薩像。新井薬師の薬師如来は昔から子育てと眼病平癒にご利益があるといわれており、ここの本堂では「めぐすりの木」から作った煎じ薬なども売られています。

 江戸時代に徳川二代将軍秀忠の娘・和子(東福門院和子)の目の病の治癒を祈願したところ治ったので、以来、眼病治癒にいいと言われその名が広まったそうです。

 また、高尾山薬王院、日向薬師、峰の薬師とともに武相四大薬師の一つに数えられているとのこと。

 境内には阿弥陀如来と閻魔大王をまつるお堂もあります。

(2011年12月22日の「石川鏡介のブログ」より転載)

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