<特別展>法然と親鸞ゆかりの名宝《過去のブログ記事より》 | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 

 十月二十八日のことですが、上野の東京国立博物館の平成館にて開催されている特別展「法然と親鸞ゆかりの名宝」を観に行きました。

 新聞・TVなどを通じて盛んに宣伝されているためもあり、また、法然上人と親鸞聖人という日本仏教界の二大巨人についての特別展ということもあってか、平日にもかかわらず大変な人出でした。

 七月二十日から九月二十五日にかけて同じ国立博物館平成館で開催された「空海と密教美術展」も非常に混雑しましたが、やはり「法然と親鸞ゆかりの名宝」も世間の注目をあつめていたようです。

 この「法然と親鸞ゆかりの名宝」の開催期間は十月二十五日から十二月四日まで、開館時間は午前九時三十分から午後五時まで(金曜日は午後八時まで)です。

 入場料は当日券(一般)が千五百円。

 法然上人坐像、法然上人像(御影)、法然書状、「選択本願念仏集」、法然上人形状絵図、法然上人絵伝、二河白道図、親鸞聖人影像、坂東本・教行信証(親鸞筆)、観無量寿経註(親鸞筆)、親鸞聖人絵伝、阿弥陀如来立像、日野氏系図、「善鸞義絶状」、恵信尼像、一流相承系図、善導大師像、阿弥陀浄土図、阿弥陀三尊坐像、光明本尊、聖徳太子像、聖徳太子絵伝、その他、さまざまな宝物が展示されてありました。これは浄土宗、浄土真宗などの寺院の協力によるものです。

 これだけ貴重な宝物が一堂に会することなど滅多にあるものではなく、博物館へ行った価値は充分すぎるほどにありました。