牛すじ料理とお肉の秘密をプロが語る。 -4ページ目

牛すじのカリフォルニアロール

今回は、牛すじのカリフォルニアロールのレシピ紹介です。

あらかじめ味付きの牛すじを冷凍でストックしておくと
今回のような巻き寿司のネタにも応用でき
かなり簡単に出来ますよ(^-^)/


材料:4人前
牛すじ  200g ※下処理済みのもの
アボガド  1~2個
カニカマ  6本
プロセスチーズ  カニカマと同程度
キュウリ 1本
サニーレタス   数枚
白ごま   適量
マヨネーズ   適量 
海苔   4枚

酢飯・調味料
  2合
  小1
   大3
砂糖  大2

牛すじ下味用調味料
醤油  大1
   大1
砂糖  小1


.キュウリ、アボガド、カニカマ、チーズは同じような大きさの
  短冊切りにしておく。レタスは適当にちぎっておく。

.【牛すじ下味付け】 下処理済みの牛すじを、ある程度細かく
 カットし、フライパンか鍋でひたひた位の水で煮込み、
 ある程度柔らかくなったら、調味料を入れて水分がなくなるまで
 煮込む。

.【酢飯作り】 炊きたてのご飯をボールに移し、熱いうちに
  酢飯用調味料を入れ、白ごまも入れ、切るように米一粒一粒に
  味がいきわたるよう混ぜる。時々うちわであおぐ。

.ラップを敷き、その上に酢飯と海苔をひき、
  さらにその上に具材をのせ、マヨネーズをかけて巻き上げる。
  カットして完成。


今回は巻き寿司ですが、
味付けの牛すじがあれば、
いなり寿司にいれても、おにぎりの具にしてもOKですね。(^-^)/


牛すじとモッツァレラチーズのトマト煮込み

今回、牛すじとモッツァレラチーズのトマト煮込みのレシピ紹介です。

牛すじとトマトとチーズの定番牛すじ料理です。
最初は、パンと。次はご飯やパスタなどと合わせて
食べることができるのは定番ならではですね(^-^)/


材料:4人前
牛すじ      200g  ※下処理済みのもの
ズッキーニ      1本
パプリカ 1個
ナス 2本
ローリエ 1枚
ニンニク     1カケ
コンソメキューブ 1個
トマト缶     1缶
赤ワイン    100cc
モッツァレラチーズ 適量
塩・コショウ    適量
        200cc


.にんにくはみじん切り。ナス、ズッキーニ、パプリカは一口大に
 カット。
   
.鍋にオリーブオイルとニンニク、ローリエを入れ、香りが出るまで
 炒める。牛すじを軽く炒め、赤ワインを加える。沸騰させアルコール
 を飛ばし、トマト缶を入れる。
   
.その後、水、コンソメキューブ、塩コショウを入れしばらく煮込む。
 アクもしっかり取る。牛すじがある程度柔らかくなってから、ナス、
 ズッキーニ、パプリカを入れる。

.しばらくして野菜が柔らかくなってから、再度塩コショウで味を
 ととのえ、ローリエを取り出し、モッツァレラチーズを入れ、
 さっと火を通して、完成。


野菜は、玉ねぎやキャベツ、ブロッコリーなど入れても良いですね(^O^)/
残り少なくなったら、麺つゆと水を足して、そばつゆにも
応用できますよo(^-^)o

すき焼きは、関東風より関西風がおすすめ

今回は、「すき焼き」についてのお話です。

すき焼きを食べよう!と思った時は、
ハレの日やご馳走が食べたくなったときだと思いますが
あなたは、関東風と関西風 どちらですき焼きを食べますか?

より食欲をそそり、豪華にご馳走らしく楽しむには
科学的にも理にかなっている、関西風が断然おすすめです!



一般に関東風すき焼きは、前もって作っておいた割り下を
鍋に入れて、肉や野菜を一緒に煮て作ります。

一方、関西風すき焼きは、まず熱した鍋に脂身を溶かし
牛肉を入れて軽く炒めます。そこに砂糖や日本酒、みりん、
醤油、だしなどを入れ、さらに炒め、野菜を入れて作ります。

関西風では、この最初に調味用を入れてから
肉を炒める時にポイントがあります。


醤油などからはアミノ酸、みりんや砂糖からは糖の成分が生まれ
このアミノ酸と糖が過熱され相互に反応すると、

特有の香ばしい匂いや、食欲をそそる焼き目が
生み出される反応が起きるのです。(メイラード反応と言われてます)
 
 


この美味しい料理にはかかせない反応が
関西風すき焼きの最初の段階で起き、それがより良い見た目と
良い香りが豪華さと食欲をそそるのです。

もし、今日はより食欲をそそり、豪華にみせようと思うなら
関西風すき焼きでいってみましょう!


やはり牛肉文化が発達した関西(^O^)/
牛すじといい、ホルモンといい、牛肉をよりおいしく食べるすべを
ホントよく知っています。


それと余談ですが、
すき焼き時は、もちろんシラタキと牛肉は離して煮込んで下さいね。
せっかくの良い肉も固くなり、色も黒くなってしまいますよ(^O^)

煮込む時もけっして沸騰させずにゆっくりコトコトです(^-^)/