真夜中のギター | ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

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日中は、静かなようでも生活雑音が色々発生しているようで、楽器の音が全て聞こえている、とは限りません。

完全防音室などあればよいのですがなかなかそんな環境は一般的な場所にはありません。

ギターを始めたばかりの頃、みんなが寝静まった頃にエレキを生音で優しく弾くのが楽しかった事を思い出します。

深夜は車も人の声も電気的なノイズも少なくて、やたらと細かい音が聞こえるようになります。

昼間に弾いてると気づかない、エレキ生音の小さな音のリバーブ感というか「余韻」というか。

ちなみにその頃は当時よく見かけた通販のストラトタイプでスプリングが付いていたものを使ってました。

もちろん、弾き方、押さえ方によってはその余韻が出ないこともあるので、その響きが出るように丁寧に。

エレキの生音なのに、響きの全く無い部屋のはずなのにすごくリバーブがかかって聴こえて感動した事を記憶してます。

5点セットで19800円のストラトでも、たぶん自分の音を引き出そうと思ったら、できるのかもしれないですね。弾きやすいか弾きにくいか、チューニングはどうだ、という話はありますが。

ことエレキに関しては「エディヴァンヘイレンがスティーブヴァイのギターを同じセッティングで弾いたらエディの音になった」という話もあります。

シングルコイルかハムバッカーか、木の素材は、という楽器自身の性能の違いはありますが最終的に音の色をつけるのは自分自身であるということ。