2回目の…”都山流尺八本曲コンクール二次予選中国ブロック” | ギタリスト/尺八奏者 オガタマモルのブログ

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2016年8月21日
2回目の本曲コンクール、中国ブロック(二次予選)
結果。昨年は圏外でしたが、今年は5位入賞…

入賞といっても予選敗退なわけで(?)ですが、前回よりは順位を上げました。

参考までに昨年の記事。



審査員の方の講評、ためになりますね。
昨年も思いましたが図星過ぎてグサグサ来ます(笑)

昨年よりはうまく練習も出来、上達した実感はあります、が。
単純に「自分のやれることは全部やった」ということではなく
「まだまだ準備としてやれることはあっただろう」
という意味の悔しさがこみ上げてきます。

100%出し尽くして結果がこれなら、もう楽器引退してますわな。
写真とりませんでしたが、参加賞の盾が一つふえました。

敵は他の出演者でも審査員でもなく、自分。
練習の密度や時間の確保。

今回不思議な事があって
自信のない、不安の残った一音を吹くまでは緊張してたけど
その箇所を吹き終わった途端緊張がピタと止まった。
まぁ、単に練習不足からくる緊張だったんだなと。

師範免許をとってからは自分の師匠に習いに行くこともなく
(直前に演奏を聴いてもらったりはしましたが)
ほぼ独学という状態でやれてるから、いいんじゃないか
と思いつつ、
「親や知り合い、近所にトッププロの先生がいてすぐに習いに行ける状態だったらな〜」
と思うのですが、これは「お金があったらな〜」「時間があったらな〜」
と同義なのかもしれない。

自分のテーマの一つはギターにしろ尺八にしろ
「環境に関係なく人はどこまで極められるか」なので。

本やネットを調べても出てこない、楽譜に書かれていない情報など
基本のキ、どうしても習わなくては分からない、ということも多少ありますが。

師匠とか住んでる場所は関係なく「CDをそっくり本当に完コピできるまでやった」
という人が突き抜けている例をいくつも目の当たりにしているので。
CDなどの音源情報がない時代ならともかく、
今はもうこの世にいない名人達の演奏を聴いて勉強できる時代です。

逆に、
海外留学してそれなの?とか音大、専門学校で音楽勉強してそれなの?
という人も結構見ています。

音楽以外の大学に例えたら分かりやすいですよね
「医学部でて医師免許とってそんな診断しか出来ないの?」
「工学部でたのに機械音痴なの?」etc.

理系の学科を出てないのに独学で自分で機械の修理や制作をこなす人もいる。

要は、環境ではない。と自分に言い聞かせ。

次のチャンスは一年後。

そうだ、来年は京都に行こう。