早、立秋を迎えました。
息苦しい暑さは変わらず続くのかと思っていましたが
暦どおり季節は残暑へと移り変わってきているのですね。
人間の体は体温を一定に保つために、夏の暑さでかいた汗と共に
生命活動ともいえるエネルギー（気）も多く放出してしまうため、
たくさん汗をかいた後に”虚脱感”が起こります。
この高い気温、湿度、温度差による自律神経の乱れは胃腸の不調を招き、
さらに、冷たい水分をたくさんとることで、胃酸が薄まるため、
栄養の消化が低下し十分な栄養補給の妨げが
栄養不足を招き、結果として気力や体力の低下を感じやすくなります。
まさに、夏バテ症状！！です。
このまま秋を迎えると、
免疫力も弱まり風邪をひきやすくなますので、季節の変わり目の今からの
養生はとても大切です。
一昨日気温３１度の蓼科へ行ってきましたが、
農園の店頭には、コリンキーやカボチャ、ユウガオやズッキーニ、トロナスなどの瓜類が多
く、他にもトウモロコシや採れたてのピーマンやレタスなど・・・
カラフルな旬野菜のオンパレードに、旬の力を感じました。
瓜類の野菜は利尿作用が高く、むくみを取り除き胃腸の水分代謝を促す働きがありますが
同じ瓜類でもカボチャは弱った胃腸を温めてととのえてくれる働きがあるなど
野菜の持つ効能を利用するのは、まさ”食べる薬”としておすすめです!
私も、牛乳だけで作る定番カボチャのスープを思い出し、
久しぶりに作ってみようと思いました。
このブログを書いている間にまた、激しい雷雨が降り始めてきました～！
真夏の臨場感を感じようとしながらも
自然界の変化や脅威はちょっとしたストレスになりますね。。。
夏は一年の中で最も体力を消耗しやすく体調を崩しやすい季節のため
私は、ストレスケアに伴う外気温との調整や水分の摂り方と、
熟睡できるような入眠を心掛けるようにしています。
また、食事はなるべく消化を踏まえた調理を意識しゆっくり食べるようにすることも。
個人個人の生活サイクルは違いますが
胃腸の滞りが気になる方は、是非リセットして、
気持ちの良い秋に向かいましょう！
