ナラタージュを観てきました。 | 丸山隆平が好きだ。大野智も好きだ。

丸山隆平が好きだ。大野智も好きだ。

大野智の歌声とダンスに魅了され、丸山隆平に母性本能沸騰。

仕事終わりで最終の上映に間に合い、「ナラタージュ」観てきました。

 

眠いけど、何か書き残しておきたいこの衝動。

なんだろう・・・

 

 

 

ネタバレありです。

 

これから観る方は自己判断でお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

観ながら、フランス映画みたいだな・・・と思った映像。

ゆっくりと進むストーリー。

息するついでに喋るような、葉山先生の話し方。

 

何を考えているかわからない。

 

観ていても、葉山先生の心がわからない。

 

 

だから「知りたい」と思って観ていました。

知りたい。もっと知りたい。その答えがこの先にあるのかも・・・

 

 

葉山先生、どうしたい?

 

誰を想ってる?

 

 

ずっと観ていても、わからない。

 

 

この、「知りたい」と思って葉山先生の心を追い続ける自分の感情が、架純ちゃんと重なって、気が付いたらめちゃくちゃ苦しくなってた。

 

うまくできてる。この映画。

 

いや、それを狙ったわけではないかもしれないけど、人を好きになったり、興味の入口って「もっと、この人のことを知りたい」だと私は思っていて。

 

 

「もっと知りたい」と思わせる要素しかない葉山先生に気持ちが引き込まれていくのは、もはや不可抗力。

 

 

映画観てるだけなのに、架純ちゃんが出てくると「(葉山先生に)会いたい…」みたいな感情も出てきて、完全に架純ちゃんにわたし憑依。

 

 

実際にはあんなハッキリしない男、絶対好きにならないけど・・・

 

いや・・・自信ない。

あのビジュアル引っさげてたら自信ない。

 

私、おかゆ食べてる途中にりんごとか食べたくないけど。

あんな表情で差し出されたら、カバみたいに口開ける。カバ

 

 

ちなみに一番私が仰け反りそうになったシーンは、予告で流れていたシャワー・・・ではなく、そのちょい前。

 

前髪を切るために座った架純ちゃんがキスをして、目を開けた葉山先生が架純ちゃんにそっと触れて

 

「・・・そんなことをしたら・・・君にまで髪が付くよ」

 

 

 

セリフは定かじゃないですけど・・・

 

あれなんなん。

 

言いますか?

こんな言葉、言います?

突然キスされたら驚くとか、自分からスグにキス返すとかじゃないんですか?

あんな愛しいものを見るような、切ないような、なんとも言えない目で見られて、キスしたことには何も触れない発言するなんて。

架純ちゃんが葉山先生を前に、抑えきれずに出た衝動を、しっかり受け止めるわけでもなく、またフワッと交わしたようなあのセリフと表情。

ずるい。

ずるいけど、この人に惹かれる。

 

 

言葉でも伝えてくれない。

激しく求められるわけでもない。

気持ちがわからないけど、一度でいいから抱いて欲しい!!!お願い!!!という気持ちが募ったラストで架純ちゃんから最後のお願い。

 

「先生の部屋にもう一度行きたい。」

 

 

よく言ったーーー!!!!!

 

 

って叫びそうだった。

あぶない。あぶない。

 

いやらしさなんて私は全く感じず。

葉山先生の背中に回した架純ちゃんの手が浮いてるんです。ぎゅーっと抱きしめてない。そこから先生と結ばれることの想いや緊張感すら伝わって、良かった・・・一夜だけでも結ばれて、本当に良かった…と、不思議な安堵感すらありました。

 

 

 

観る人の経験値などでも捉え方は違ってくると思う映画ですが、私は観てよかった。

潤くんの俳優としての新しい魅力にも沢山気付かされました。

 

 

いい映画でした!

 

 

ねよう!