スウォッチは時計メーカーではない。


いやいや。時計作ってますよパー


では、どういうことか?


先日の記事でも紹介したエモーショナル・デザインという本の中で次のように語られている。

スウォッチの人々から「スウォッチは時計メーカーではありません、情動の会社なのです」と、誇らしげに聞かされたのだった。
スウォッチは、時計をファッション哲学に転換したことで有名で、ネクタイや靴やシャツのように、多くの時計を持つべきだと主張した。



確かに街で見かけるスウォッチはカラフルでファッショナブルな印象がある。精巧に見える銀色の時計と比べると時計らしくない。個性的である。



先日の記事でも「内省レベル」というデザイン上の側面に触れた。ぱっと見や、使い勝手に魅かれるのではなく、使い続けたものへの愛着や、作り手の思想への共感のように、じわじわ効いてくるものだ。


「内省」というと「考えること」だ。自分について考える。自分はどんな人間か。他の人にどう見られているか。個性的か。世界に置ける自分の位置。自己イメージ。



「自分に合うスウォッチはどれだろう?」

「今日の気分に合うスウォッチはどれだろう?」

「あの場所に合うスウォッチはどれだろう?」



スウォッチは自己イメージを引き出してくれる。「内省的」要素を持ったデザインだ。

スウォッチのように、自己イメージを引き出してくれるデザインにもっと出会いたい。なんなら自分でデザインしたいひらめき電球



そんな僕は、スウォッチをひとつも持っていない(ごめんなさい)土下座
僕の自己はどこに、、、


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水滴のような加湿器がある!


100%ブランドの坪井浩尚氏がデザインした「middle」という加湿器だ。
加湿器middle

陶器やつぼをイメージしたフォルムらしいが、僕は最初に見た時に「ビックリマーク水滴だ。」と思った。


そして次に「欲しいラブラブ!」と思った。


ペットボトル加湿器持ってるけど、「欲しいラブラブ!」と思った。



そして買った、、、得意げ




さて
エモーショナル・デザインという本では、情動(emotion)に影響を与えるデザイン上の側面を3段階に分けている。

 1.本能レベル(見た目、第一印象)
 2.行動レベル(使う時の気づき、喜び)
 3.内省レベル(使い続けたものへの愛着、思い出、作り手の思想)




僕は今回レベル1でやられたてれ(苦笑)

直感で「欲しい」と思った。


ちなみに「LOTUSカップ」はレベル2でやられた例だ。

レベル3の例は、好きな人に貰ったブサイクなキーホルダーとか。。。



情動は「激しく、動物的で、不合理で」すごいパワーを持っている。

冷静に、論理的に考えても、人間の思考や行動は、情動によって色づけられる。


こういうデザインが出来る人には憧れる。


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「ことわざ」はすばらしい創造物だ。


五味太郎さんの「ことわざ絵本」が面白い。ニコニコ
見開き2ページで1つのことわざをイラスト付きで解説しているのだが、左ページには五味太郎さんが考えた現代風の「創作ことわざ」が書かれている。しかもちょっとシュールでブラック。




例えば
 とらぬ狸の皮算用 → 夢の逆転ホームラン
 さるも木から落ちる → おまわりさんスリにあう


ちなみに「とらぬ狸~」は英語では
Don't count your chickens before they hatch.(卵がかえらないうちにヒナの数を数えるな)
らしい。(へ~)得意げ



「アイデアの力」という本には記憶に焼きつくアイデアの原則が書かれているが、この本でも「ことわざ」を絶賛している。



「ことわざは抽象的な真実を具体的な言葉に置き換えたものだ」「簡潔でしかも深い意味がある」「複雑な状況下でも指針として役立つ具体的で分かりやすい表現だ」などと書かれている。



いろんな情報、条件からポイントを絞って抽象化し、また具体的な物事に落とし込む行為が、とてもデザイン的だ。



ことわざが創れる人は、すごくデザインが出来る人な気がしてならない今日この頃。ひとつ創作してみよう。

 犬も歩けば棒に当たる → ブログ始めりゃベストセラー
 (おそまつ照れ