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けまる日記

2013年流産後、3月に臨床的侵入奇胎と診断、抗がん剤治療開始。最終的にセカンドオピニオンで間質部妊娠と診断後経過観察へ。

2015年3月待望の妊娠!

愛くるしい息子は6歳でアスペルガー&ADHDと診断。

試行錯誤しながら小学校生活を送っています。

休薬期間は、覚え書きで残しておきます。


3月9日
朝まで眠れなかったから14時過ぎまで眠る。
出血は落ち着いてきたかな?と思うけど
トイレに座るとポタポタ垂れる。

便秘で4日間お通じがなく
なんとなくもよおしてトイレへ。
力むのが怖くて40分位格闘…
同じ病気の方のblogでトイレで力んだ瞬間に
大出血!!というのを読んで怖くて力めない~

出血を恐れてボーッとして過ごす。
オット殿が気を使ってくれて
ゲームする?映画行くか?と提案してくれたけど
見たい映画はやってないし
ゲームする気にもなれなくて
夕飯でラーメン屋さんに出かけることに。

外はだいぶあたたかい。
外に出たら少し気持ちが晴れた気がする。

***

3月10日
またお昼過ぎまで寝る。
出血はほぼなし。
ガスがお腹にまわる時に下腹部にズキン!と痛みが走る。
唇に違和感。
時間がたつとともに
ほっぺたも腫れてる感じがする

口の中全体がザラザラする感じ。
あきらかに前とは違う。
でもさほど痛みはない。
口の中の左上に水ぶくれ?みたいなものができた。

***

3月11日 病院へ
休薬期間中も週に1度はhcg値の変化をみるために
病院へ行くことになっています。

血液検査hcg210
もう少し下がってほしかったところ…
先生も同意見だったけれど
『始めたばかりだから
様子をみさせてください』と。

2クール目は25日~の予定になりました。
口内炎ができはじめそうなので
ケナログを処方してもらい、帰宅。

***

3月12日
退院後、初めての会社出勤日です。
引き継ぎどころか、私がいない間に滞っていた仕事を
ひとまず本来のところまで追いつかせる作業で
あっという間に時間がたっちゃった…

こんな状態で引き継ぎ作業できるかな~><;

久々に働いて、よくしゃべったからなのか
喉が痛くなってしまった~
粘膜が弱くなると副作用にあったけど
喉も粘膜だから、関係しているのだろうか…
頭痛ひどく、病院から処方してもらった頭痛薬を飲みました。

出血は鮮血で少し出ている状態。

***

3月13日
鮮血の出血も、タラタラと続く
仕事に追われる
会社の人、何名かに最近休んでいたことについて聞かれました。

流産したことはほとんどの人が知ってる(ようだった)ので
婦人科系の病気になってしまい
しばらく投薬治療が必要になったことを話すと
みんなとても心配してくれました…

***

3月14日
出血はやはり鮮血で、微量がタラタラと続くので不安。
今日はホワイトデー!
会社の方からお菓子やプレゼントをいただいて
ホクホク帰宅♪

3月6日 MTX3日目。
朝の体調に変化はありませんが
やっぱり起きれない。

朝食にクロワッサンを食べて吐き気どめを飲んで
いざ病院へ、
いつも通り約2時間待ちです。

今日の注射はK先生という若い女性でした。
左側のお尻に注射…
またまた足が浮くぐらい痛~~~~~~~~~い/ _ ;

昨日のあの痛みの軽減はなんだったの!?
ってぐらい痛くて、やっぱり涙ポロポロ…


今日あたりから副作用出るかな~
副作用が出ないからといって、効いてない訳ではないらしいです。
副作用が出ず、効果があるのが1番ありがたいけれど
はたしてどうなるのか…

帰宅後、なんとなく下腹部痛。
夜遅くから、気づいたら唇の内側にピリピリ感。
ドス黒い血がおりものシートにつくようになった。
出血の頻度が増えた気がする…
大丈夫かなぁ??

***

3月7日  MTX4日目。
朝ご飯を食べて、吐き気どめを飲みます。

今日はあまり待たずに呼ばれた♪
初めての部屋に呼ばれると、その部屋は壁紙がディズニー♪
普通の診察とは違いかわいらしい印象です。
どうやら妊婦検診?とかをする部屋みたい。

今日は若い男性の先生でわりとイケメンですw
(ちょっと余裕が出てきて、そんなことも思うように♪)
でも白衣?が他の先生と違う色だったから
もしかしたら研修医なのかな~?
診察で、病院がない土日が不安という話をしたら
頓服の吐き気どめを出してくれることになりました。


いざ注射!
痛い~!けど、昨日よりは痛くない。
ん~~なぜ?
左側のお尻が痛いのかなぁ?
利き手ならぬ利き尻があるのかな?なんて。

お通じがなくて三日目だから
先生に相談して、入院中に処方してもらって
飲んでなかったマドラックスを飲むことにしました。

帰宅後、普通にご飯の用意。
『食べられなくなる前に戦法』で
チョコスコーンを焼いて食べてみたら
舌先と上あご部分がやけどしたみたいなヒリヒリ感…
というか、この戦法使いすぎたら太りそう!笑

夜ご飯のオムライスを食べてたら
上唇右側の少し内側がヒリヒリ。
下唇も少しヒリヒリ。
やっぱりこれが副作用???

食後にマグラックス1錠飲む。
下腹部なんとなく鈍痛あり。
おりものシートにつく血が
少し赤っぽくなってきたような…
普段はとろりとしたのがついてたのが
出た?と感じるとすでにシートに染み込んでる赤い血があって
その上に赤黒っぽいとろりとしたものがつく感じ…
深夜でも、下腹部痛(何となく右側)が少し増したような感じがあり
不安な気持ちがまたフツフツと。。。

***

3月8日 MTX5日目、1クール目最終日!

いつものように朝ごはんを食べて
マグラックスと吐き気どめを飲みます。
なんとなくだけど、少し胃もたれ感。

ニュースを見ていたら、今日はPM2.5がよく飛ぶ日!とのことで
いそいで「そらまめ君」をチェック!
住んでいる町にある測定局の値が
一日の基準値を超えそうな予報だったので
花粉マスクを二重にして出かけることにしました。
抗がん剤で免疫力もさがってるだろうから
念には念をいれて。


病院で看護婦さんに昨夜からの出血のこと
下腹部痛のことをきいてみました。
出血はおりものシートでこと足りてるようなら
大丈夫とのこと。
下腹部痛も痛み止めを飲むぐらいじゃなきゃ
大丈夫らしい。

不安は不安を呼ぶから
こまめに聞いて不安解消しなくてはね。

最終日は左側のお尻に注射。
痛かったけど、今日も涙はでなかった~
ようやく慣れてきた~~
筋肉注射はチカラをいれると痛いらしいので
なるべくチカラを抜く戦法なかなかよいかも!

長いお会計待ちも終え、帰宅途中…
駅前の本屋に立ち寄ったところ、違和感と下腹部痛!
急いでトイレへ行くと
ここ最近じゃ見てないぐらいの鮮血で
おりものシート全体に染み込んでてかなり動揺><


念のために病院に電話し
看護婦さんに症状を話しました…
動揺のあまり話しながら涙が止まらなくなっちゃった…

看護婦さんは
『出血がタラタラと流れ続けるようだったり
ナプキンが間に合わないぐらいの出血だったり
お腹がすごく痛くなったら病院に来て』とのこと。
不安すぎる~~~~


明日は前々からすごーく楽しみにしていた
イチゴ狩り&憧れのカフェに行く予定だったけど
こんなことで動揺して泣くぐらいじゃ
遠出したら友達に迷惑かけるとおもい
泣く泣くキャンセルしました…
本当に悲しかった…

その後もお手洗いにいくたびに
タラリと鮮血が便器に落ちる。
怖くて不安になるけど
どうかこの出血が腫瘤がなくなる時のものでありますように…
とずっと祈っていまいた。

夜になって
いろんな不安と悲しみが襲ってきて
なかなか眠れない。
ベッドでシクシク泣いて
結局眠れたのは午前5時すぎでした…
退院翌日、ようやくオット殿が帰国。

病気のこと
治療方法のこと
不安な気持ちなど色々話しました。

最初に「抗がん剤」と聞いたオット殿は
かなりびっくりした様子だったけれど
「この病気には抗がん剤がよく効くはずで
 かなりの高確率(9割以上)で治癒できる」
という言葉に安心したようでした。

とはいっても、私は不安で不安でたまらなかったけれど。

その後、家族などからも
『でも9割以上の確率で治るらしくて良かったね』
と言われると、私は安心するどころか
プレッシャーを感じてしまって、涙が出てくる…
なので

そういう言い方をしないで欲しい
私は今を受け止めることで精一杯で
9割以上治るという言葉がプレッシャーだ

と正直に伝えました。。。
気持ちが弱っていたのでしょうね…

***

3月4日 MTX初日
入院中ずっと中国だったオット殿は
先生から直接病気の話を聞いていなかったので
この日はオット殿も一緒に病院に来てもらいました。

オット殿は仕事がかなり忙しく
順番を待ってる時間は
常に携帯が使えるところでノートパソコンと携帯…
申し訳ないやら、なんか悲しいやら。

抗がん剤治療をするには同意書が必要で
オット殿にも記入と印をもらって
先生と少しお話をし、納得した上で注射となりました。


先生の説明を受けた後、オット殿は仕事があるので
会社へ行ってしまいました。
ひとり不安と戦いながら注射の時間を待ちます。

ようやく別室に呼ばれ、お尻を出す…
緑色の液体?が入った注射器を持った先生が来て
『今日は左側に打ちますよ~ 痛いですよ~』と…


そして、ブスッ ブスッ

いっっったーーーーーーーい!!!


皮膚と脂肪に針をさすからなのか
刺された感を2回感じました。

それにしても足をバタバタしそうになるほど
痛い><!!!

痛いのと怖い(弱虫なので注射大嫌い)のとで
涙がボロボロ…
看護婦さんが手をにぎってくれました。
優しいT T

その後、少し休憩をし、血圧をはかって
体調に異常がないことを確認して帰宅となりました。

は~~初日終わった。
副作用が出始めるのは大体5日目ぐらいからとのことなので
この先、好きなものが食べれなくなることを懸念して
イチゴを買って帰りました。

***

3月5日  MTX2日目。

朝も特に体調に変化はありません。
でもなかなか起きれない~~
朝が弱いのは元々だけれど会社があるときは
6時過ぎには起きます。
この日は9時をまわってもなかなか起き上がれず。

その後、病院へ。
昨日とは別の先生です。
外来で通院なので、主治医の先生が毎回注射をしてくれるのではなく
その日の外来の先生が打ってくれます。

今日は女医のN先生。
CTとMRIのアレルギー反応の時についててくれた先生なので
ちょっと安心しました。

まず診察で副作用の話。
私は身体が小さいから副作用が出やすいかもとのことで
注射を打つ前に飲む吐き気どめを処方してくれました。
お会計のときにビックリしたのだけれど
この吐き気止め、1錠薬600円もした…!
ひぇ~~~~高い><


いよいよ2回目の注射。
昨日の痛さと怖さがよみがえってきて
やはり涙がポロポロ…
いい大人が情けないですよね、ほんと。

今日も看護婦さんが手を握ってくれました。
この病院の看護婦さんはほんっとに優しい!

N先生は右側のお尻をきゅっとつまんで注射。
い、いた…???
んん??昨日より痛くない!!!

もちろん痛かったけれど
昨日のもだえそうな激痛に比べたら、
今日のはそれほどでもなかった~!
もしやN先生上手?
すばらしいー!!
毎日こうだったら頑張れそうなのに~


帰り道に「今のうちの食べたいものを食べる戦法」で
イチゴとポテトチップを買う。
体調に特に変化なし。
でも下腹部が何と無く鈍痛?
そしてイチゴを食べたら舌先にピリピリ感がありました。
熱いもの食べて火傷した後みたいな…
これが副作用なのかな~?


そうそう。
この日、会社から今後のことについて連絡が入りました。
私は現在、購買課をひとりできりもりしています。
が、ひとりしかいないので
私がいないと手配しないといけない部品や材料を
発注できる人がいないのです。

でも私は今後、3週間のうち1週間は丸々休まなくてはだし
その後の2週間も週に1度は病院。
副作用で体調が悪いときなども休む可能性を考えると
このまま購買課を続けていくのは難しいと
会社が判断したようです。

また、現在の勤務地は駅からすごく離れていて
車でも15分はかかり周りには田んぼしかない陸の孤島。
もし、出社後に体調不良となっても
気軽に早退できるような場所ではないのです…
市バスも1時間に2本とかだし(どんだけ田舎!)

こんなこともふまえて、
購買課→総務課補佐になり
勤務地の事業所から本社に異動になりました。
本社は最寄り駅が徒歩7分だし
会社の近くに病院もあるし(かかりつけではないけど)
確かに便利です。
ありがたい配慮でした。

ただ、わたしの後任として購買課を担当することになる人に
非常に申し訳ない気持ち…