7/17(水)
行ってきました、某C大学病院。
しかし…遠いなー!
駅からはバスじゃないと行けない距離だし
通院する人は大変だ…
今回はセカンドオピニオン目的だけれど
書類上だけではなく
超音波などで診察をしてもらった上での
ご意見をいただきたかったので
セカンドオピニオン外来ではなく
あえて新患で伺いました。
新患は朝8:30~受付開始。
9時頃到着してみると
すでに人、人、人…
正面には『本日の予約人数 2,714人』
とか書いてある。
はんぱないねー!
さすが大学病院だねー!!
受付をすませて
途中お昼ご飯時間をはさんで
待つこと5時間ぐらいで呼ばれました。
診察室の中には
まさに教授!っていう風貌の人が座っていて
教授のまわりに先生たちがズラリと4人。
その周りに看護婦さんが2人ぐらい。
おぉ、この感じドラマとかで見る~と
ベタな感想をもちながら診察台へ。
わたしの主治医のいる病院では
機械をいれる時や、何かをするときには
必ず「今から機械いれますよ~」とか
説明してくれるのだけれど
ここの病院では何も言われずに
医者同士が会話をしながら
(もちろんわたしの症状について)
診察がおこなわれる感じで
何をされるのか、どうなっているのか
なんだかとても不安でした…
内診が終わった後も
あーじゃないこーじゃないと
教授が言うのに対して
他の先生方は意見をするというより
ほほーぅ、なるほど~~みたいな。
主治医がくわし~く書いてくれた紹介状も
部分部分しか見てないのか
HCGの経過について書いてないじゃないかと
文句っぽいことも言われ…
「いやいや、別紙でちゃんとありますがな!」
と何回クチをはさもうと思ったことか…
とてもそんな雰囲気じゃなかったのでやめましたが。
このまま診察が終わったらどうしよう
と不安に思っていたら
教授からひとこと
”後ほど、この病気の専門医から
詳しくお話がありますから~”
と言われて、ホッ。
この”専門医”というのが産婦人科医の友人の
もともとの先生(大学の講師)の方でした。
友人が私の話をしていてくれたので
スムーズに話に入ることができたので感謝感謝。
前置きが長くなりましたが
結果的にいうと、C大の見解は
『間質部妊娠の可能性が大』でした。
間質部妊娠~~?
なんじゃそりゃ~~??
初めて聞きました。
詳しく聞いて見るとどうやら
妊娠した際に着床した場所が通常ではない
異常妊娠(子宮外妊娠に入るらしい)のひとつで
これまた珍しい症例のようです。
あとでネットで調べてみたら
子宮外妊娠が全妊娠の1~2%で
間質部妊娠はその中のさらに1%ぐらいとか…
ワオッ。
私の場合は流産手術後のhcgの値が低めなことや
(絨毛製疾患ならもっと高いのが典型だとか)
流産後の病理検査結果が胞状奇胎ではないことから
正常の初期流産から侵入奇胎になるのは
ほんっと~~~~~~~~~~に
稀なケースのようなので
この「間質部妊娠」というの可能性が
高いということでした。
なにそれ、最初からわからないもんなの!?
と思いましたが
C大の先生に聞いたところ
正直、わたしの症例はMRIなどの画像検査を見ても
今までのhcgの動きを見ても
非常にわかりにくく、判断に苦しむ症例であると
僕も思いますとおっしゃってました。
確かに絨毛性疾患のスコアにあてはめたら
『臨床的侵入奇胎』という診断になるのかもなぁとも…。
間質部妊娠の場合
子宮の一部を切除することが多いので、
結果的な話ではあるけれど
抗がん剤治療をして今回腫瘤が自然排出し
子宮も丸々残せたのは幸運であったのでは?と…。
ふぅ~~ん…
完全に納得はいかないけれど
とにかくなんにしたって珍しい症例ということだ。
抗がん剤治療は無駄ではなかったということなら
まぁいいかと思うことにしました。
実際、臨床的侵入奇胎かもしれないという疑問は
子宮を取り出してみないとわからないわけだし。
では肝心の投薬については?という点では
C大の意見は
『追加投薬はせず、hcgの経過観察』でした。
これには正直ホッとしました~
もう投薬しなくていいんだと思ったら
涙が出てきそうになりましたT T
今日の診察の見解を
できるだけ詳しく書いて主治医の元に
送ってくださるということだったので
その到着を待って今後のことを
主治医と話し合うことにしました!
は~~~~~~
さて、次は主治医との話し合いについて書きます!