セカンドオピニオン! | けまる日記

けまる日記

2013年流産後、3月に臨床的侵入奇胎と診断、抗がん剤治療開始。最終的にセカンドオピニオンで間質部妊娠と診断後経過観察へ。

2015年3月待望の妊娠!

愛くるしい息子は6歳でアスペルガー&ADHDと診断。

試行錯誤しながら小学校生活を送っています。

7/17(水)

行ってきました、某C大学病院。

しかし…遠いなー!

駅からはバスじゃないと行けない距離だし

通院する人は大変だ…


今回はセカンドオピニオン目的だけれど

書類上だけではなく

超音波などで診察をしてもらった上での

ご意見をいただきたかったので

セカンドオピニオン外来ではなく

あえて新患で伺いました。


新患は朝8:30~受付開始。

9時頃到着してみると

すでに人、人、人…

正面には『本日の予約人数 2,714人』

とか書いてある。

はんぱないねー!

さすが大学病院だねー!!


受付をすませて

途中お昼ご飯時間をはさんで

待つこと5時間ぐらいで呼ばれました。


診察室の中には

まさに教授!っていう風貌の人が座っていて

教授のまわりに先生たちがズラリと4人。

その周りに看護婦さんが2人ぐらい。

おぉ、この感じドラマとかで見る~と

ベタな感想をもちながら診察台へ。


わたしの主治医のいる病院では

機械をいれる時や、何かをするときには

必ず「今から機械いれますよ~」とか

説明してくれるのだけれど

ここの病院では何も言われずに

医者同士が会話をしながら

(もちろんわたしの症状について)

診察がおこなわれる感じで

何をされるのか、どうなっているのか

なんだかとても不安でした…


内診が終わった後も

あーじゃないこーじゃないと

教授が言うのに対して

他の先生方は意見をするというより

ほほーぅ、なるほど~~みたいな。


主治医がくわし~く書いてくれた紹介状も

部分部分しか見てないのか

HCGの経過について書いてないじゃないかと

文句っぽいことも言われ…

「いやいや、別紙でちゃんとありますがな!」

と何回クチをはさもうと思ったことか…

とてもそんな雰囲気じゃなかったのでやめましたが。


このまま診察が終わったらどうしよう

と不安に思っていたら

教授からひとこと

”後ほど、この病気の専門医から

 詳しくお話がありますから~”

と言われて、ホッ。

この”専門医”というのが産婦人科医の友人の

もともとの先生(大学の講師)の方でした。


友人が私の話をしていてくれたので

スムーズに話に入ることができたので感謝感謝。



前置きが長くなりましたが

結果的にいうと、C大の見解は

『間質部妊娠の可能性が大』でした。


間質部妊娠~~?

なんじゃそりゃ~~??


初めて聞きました。

詳しく聞いて見るとどうやら

妊娠した際に着床した場所が通常ではない

異常妊娠(子宮外妊娠に入るらしい)のひとつで

これまた珍しい症例のようです。


あとでネットで調べてみたら

子宮外妊娠が全妊娠の1~2%で

間質部妊娠はその中のさらに1%ぐらいとか…

ワオッ。


私の場合は流産手術後のhcgの値が低めなことや

(絨毛製疾患ならもっと高いのが典型だとか)

流産後の病理検査結果が胞状奇胎ではないことから

正常の初期流産から侵入奇胎になるのは

ほんっと~~~~~~~~~~に

稀なケースのようなので

この「間質部妊娠」というの可能性が

高いということでした。



なにそれ、最初からわからないもんなの!?

と思いましたが

C大の先生に聞いたところ

正直、わたしの症例はMRIなどの画像検査を見ても

今までのhcgの動きを見ても

非常にわかりにくく、判断に苦しむ症例であると

僕も思いますとおっしゃってました。

確かに絨毛性疾患のスコアにあてはめたら

『臨床的侵入奇胎』という診断になるのかもなぁとも…。


間質部妊娠の場合

子宮の一部を切除することが多いので、

結果的な話ではあるけれど

抗がん剤治療をして今回腫瘤が自然排出し

子宮も丸々残せたのは幸運であったのでは?と…。


ふぅ~~ん…

完全に納得はいかないけれど

とにかくなんにしたって珍しい症例ということだ。

抗がん剤治療は無駄ではなかったということなら

まぁいいかと思うことにしました。

実際、臨床的侵入奇胎かもしれないという疑問は

子宮を取り出してみないとわからないわけだし。



では肝心の投薬については?という点では

C大の意見は

『追加投薬はせず、hcgの経過観察』でした。


これには正直ホッとしました~

もう投薬しなくていいんだと思ったら

涙が出てきそうになりましたT T


今日の診察の見解を

できるだけ詳しく書いて主治医の元に

送ってくださるということだったので

その到着を待って今後のことを

主治医と話し合うことにしました!



は~~~~~~

さて、次は主治医との話し合いについて書きます!