「 PLAN 75 」 | 0・・映画toほげほげ

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♪ ほげほげたらたらほげたらポン ほげほげたらたらほげたらピー ♪
★映画のほげほげ等、気まぐれ備忘録★

  " PLAN 75 "

 

監督 早川千絵

音楽 レミ・ブーバル

出演 倍賞千恵子

   磯村勇斗

   ステファニー・アリアン

     たかお鷹

     河合優実

     大方斐紗子

   串田和美

 


  あらすじ、ネタバレ御免

 

増え過ぎた老人が

この国の財政を圧迫し

その皺寄せを全て

若者が受けている

 

日本人は昔から

国家の為に死ぬのを誇りに思う民族だから

老人達だって

これ以上社会の迷惑になりたくない筈

 

そう考えた若者達による

高齢者襲撃事件が

全国で相次ぐ

 

えらいこっちゃ

深刻さを増す高齢化問題の対策として

75歳以上の高齢者に

死を選ぶ権利を認め支援する制度

通称“PLAN 75”が国会で可決される

 

 

ホテルの客室清掃員千恵子(78歳)

相棒斐紗子も同年代

他の同僚2人も同年代

千恵子は団地で1人暮らし

 

斐紗子も1人暮らし

娘も孫も遊びに来ない

 

 

PLAN 75”の申請窓口で働く磯村

申請検討中の老人に内容を説明

申し込みは無料

支度金10万円が貰える

合同火葬 合同埋葬が無料で利用出来る

申し込みに審査は無い 家族の承諾も不要

 

 

PLAN 75”の関連施設

“ランドフィル環境サービス”で働くステファニー

給料がすごくいい

 

 

千恵子相棒斐紗子が仕事中に倒れ入院

とばっちりで同年代4人とも退職

 

早く職を見つけないと千恵子は家賃が払えない

でも 職は見つからない

でも 生活保護は受けたく無い。

 

斐紗子は退院

千恵子電話

何回電話しても出ない

斐紗子の部屋を尋ねる

死んでいる

 

千恵子は“PLAN 75”に申し込む

コールセンターの千恵子担当優実

定期的にお話し

千恵子が無理を言うから

規則を破って会う

 

 

“ランドフィル環境サービス”で働くステファニー

PLAN 75”で安楽死した御遺体から

貴重品を回収 整理

上司和美は特にいいものはステファニーに渡す

生きてる人が使った方が供養になるから

 

 

火葬業者がトラブル

安楽死の日時の変更を電話する磯村

連絡先の

“ランドフィル環境サービス”って何?

“ランドフィル環境サービス”は

産業廃棄物処理業者

リサイクルや諸々の最終処分を行う

残骨灰の処分も行う

 

 

磯村叔父たかおも“PLAN 75”を申し込んだ

順番が来た

 

千恵子も順番が来る

担当優実が電話

PLAN 75”は今でも中止できます

千恵子は中止しない

 

コールセンターは

申請した老人が

途中で中止しないよう誘導するのが仕事

 

 

千恵子は“ランドフィル環境サービス”へ

ベッドで横になり酸素マスクをつける

 

磯村叔父たかお

“ランドフィル環境サービス”へ

ベッドで横になり酸素マスクをつける

やがて

マスクからガスが出て 眠りながら死ぬ

 

千恵子は死なない

マスクの故障

 

 

ステファニーは御遺体から貴重品を回収

磯村叔父さんを普通に火葬埋葬したい

連れ出すのをステファニーは手伝う

 

ステファニーは御遺体から貴重品を回収 整理

札束を見つける

上司和美に見せる

上司和美は見なかったことに

必要な人が使った方が供養になるから

 

 

千恵子

“ランドフィル環境サービス”を抜け出す

 

 

 

   


 

   真面目に死を考える

   死を想え

   メメント・モリ

 

 

   働かざる者食うべからず

   を大前提にするなら

   年寄りだけでなく

   学校へ行ってるが勉強しない若者も安楽死

   卒業しても働かない若者も安楽死

   ニートは当然安楽死

   ヒモも安楽死

   遊び人の若旦那は真っ先に安楽死

   詐欺師軍団は安楽じゃない死刑

   

   “PLAN 75”を制定するなら

   それ以外にも適応範囲を広げないと

   不公平

 

 

   生きることは

   ただそれだけでも大変

 

   まだ体も動くし

   頭も何とか動いている

   税金だって払ってる

   それもいつまで続くか

   

   元来怠けものの僕は

   いつ肩を叩かれるのか

   クワバラ クワバラ

 

 

 

 

2022年 日本映画 112分