" 大怪獣のあとしまつ "
監督 三木聡
出演 山田涼介 *特務隊員
土屋太鳳 *環境大臣秘書
濱田岳 *総理秘書官
ふせえり *環境大臣
オダギリジョー *爆破のプロ
岩松了 *国務大臣
笹野高史 *財務大臣
西田敏行 *総理大臣
あらすじ、ネタバレ御免
突然の静寂。
怪獣と呼ばれる人類を未曾有の恐怖に陥れた巨大生物が
不可解な死を迎えてから十日あまり。
歓喜と安堵、熱狂と言う非日常的感情は
新たに始まった日常に内包されようとしていた。
そして、死体が 残った。
国防軍の攻撃をもろともしなかった怪獣は
突然大きな光に包まれ死んだ
死んだはいいが
死体は誰が処理するのか？
何省の管轄？
燃えるゴミ？ 燃えないゴミ？
取り敢えず国務大臣が担当
怪獣退治に特化した
首相直属の特殊部隊「特務隊」の
一等特尉涼介隊員が
ゴミ処理の責任者になる
涼介隊員は濱田総理大臣秘書官の妻太鳳の昔の恋人
濱田秘書官の涼介隊員への嫌がらせ
太鳳は環境大臣の秘書
太鳳秘書はまだ涼介への好きの残骸を抱えている
石鹸は陰毛でよく泡立つ
怪獣の死体は観光資源の目玉になりそう
内閣は怪獣を“希望”と命名
国防軍が死体処理の指揮権を特務隊から奪う
“希望”が腐敗し爆発
噴出したガスが超臭い
まだまだ爆発の危険あり
国防軍は死体処理の指揮権を返す
涼介隊員は
“希望”を海まで流す作戦を立案
17:00
ダム放流に備え、流域住民の一時退去を最終確認
20:00
住民退去後、不法侵入者の最終確認が続けられる
26:00
ダム爆破の最終確認終了
04:00
ダムを爆破
水量が足りず
“希望”は流れず
“希望”が噴出したガスは危険な菌糸を含んでいた
濱田秘書官が指揮を執り
ガスを成層圏へ吹き上げさせる作戦を決行
失敗
涼介隊員はウルトラマンに変身
“希望”と共に宇宙に消える
悪臭を放つ怪獣のご遺体をどうしよう問題
同じテーマ作品としては
“ウルトラマンティガ” の
第５話 “怪獣が出て来た日”
が思い出される
更に遡れば
“ウルトラマン”の
第35話“怪獣墓場”
も ご遺体問題を扱っている
三木聡監督らしい
ナンセンス コメディ
一般的評価は低いが
僕は嫌いじゃない
一寸の虫にも五分の魂
まして10mもあれば
ご遺体とて 疎かに出来ない
2022年 日本映画 115分
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