" 雷電 "
監督 中川信夫
出演 宇津井健 *太郎吉(雷電)
北沢典子
坂東好太郎 *谷風
あらすじ、ネタバレ御免
1783年4月(江戸181年/266年)
浅間山の麓 馬を引く太郎吉1767年信濃国小県郡大石村生まれ
浅間山噴火 太郎吉びっくり
谷川に落ちた典子を助ける
典子は小諸の娘
上田から帰る途中
太郎吉は2年前から
長瀬村の庄屋 上原源吾の家に奉公しながら
相撲の稽古をしている
上原源吾は相撲好きで自前の土俵を構え
奉公人に相撲の稽古をさせている
庄屋の家に浦風部屋一行が来る
全国的飢饉と百姓一揆で巡業が中止になり行く処がなくなった
太郎吉は典子を小諸に送る(約4里)
太郎吉は浦風部屋の力士と稽古
浦風部屋の江戸嵐の情報によれば
典子は お袋が借金を払えず 上田の女郎屋に売られた
江戸嵐は太郎吉を誘って上田の女郎屋へ
博徒の沓掛親分とするのが嫌で典子が逃げて来る
追って来た子分を太郎吉が追い返す
小諸で起こった百姓一揆が大石村を襲う
更に上田へ向かい
途中で進路を変え千曲川を渡ろうとする
浦風部屋の力士が 此岸で阻止
太郎吉は一揆に駆り出された親父を村に連れて帰る
一木左門太が太郎吉の父に会いに来る
先を急ぐのですぐ去る
典子は江戸へ奉公に出る
1784年(江戸182年/266年)
太郎吉も江戸に出る
浦風部屋に入る
江戸嵐の情報によれば
典子は船宿で働いていたが
今じゃ本田家老中のお屋敷にご奉公している
その本田家老中はすけべで典子を手篭めにしようとする
一木左門太が邪魔する
太郎吉は典子と再会
典子は今夜会いに来てと甘える
太郎吉は 本田家老中の屋敷に忍び込んで
家来に捕まりそうになる
一木左門太が邪魔する
一木左門太は隼小僧という盗人
太郎吉は浦風親方にこっ酷く叱られる
浦風親方は太郎吉を谷風親方の伊勢ノ海部屋に預ける
典子は本田の殿の御側室になる
女の出世の頂上で寝る直前
一木左門太が邪魔する
典子は逃げる
太郎吉に助けを求める 太郎吉は典子と逃げる
典子は太郎吉を心中に誘う
前篇 終
1788年
太郎吉は四股名雷電を名乗る
映画はその前に終わり
ややこし女に引っかかって
振り回される若者を描く
その後
雷電は本場所で28回優勝(相当)
現在でも 歴代4位
当時は年2場所で
年6場所になる以前では歴代1位
雷電以降長野県(信州)出身の力士で優勝したのは
2018年の御嶽海1人
1959年 日本映画 79分
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