" 十六文からす堂 千人悲願 "
監督 萩原章
配役 黒川弥太郎 からす堂
大友柳太郎 三ツ目御前
澤村邦太郎 お旦那半次
横山エンタツ ちょび髭辰
桂春團治 七百の松
市川春代 お紺
美ち奴 おしも
春日あけみ お柳
小西潤 多吉
恵龍子 お吉
久保幸江 お民
あらすじ、ネタバレ御免
おみくじで凶を引いたお紺(24歳)は
觀相手相八卦 十六文からす堂に縁談を占ってもらう
必ず整う けど 相手にその気が無いなら諦めなさい
しがない人相見からす堂は
お柳に手荒な真似をする男に物申す
からす堂は千人に一人の色男
からす堂は お柳の相談に乗る
お柳の父は津軽の生まれ
膝元に出て人入れ稼業を始めた
去年 御家中方々と国表に参ったまま
人手にかかって殺された
下手人も理由も分からない
からす堂の占いでは お柳の父の死は
津軽藩と盛岡藩の国境の檜山の騒動と関係がある
盛岡藩の檜山の御朱印の盗難と関係がある
からす堂は三ツ目御前を占う
死相あり 地獄行き
からす堂は 1回の占い十六文
何か悪いことをしたのか
千人に善行を施さないといけない
津軽藩と盛岡藩の調停に公儀が乗り出した
御朱印は三ツ目御前が持っている
それを盛岡藩に返すか津軽藩に渡すか
津軽藩の出方次第
一万両で どうでしょう
三ツ目御前は
将軍直々の使命を帯び 各藩取り潰しの先棒を担ぐ講義の犬
からす堂に追い詰められ
海に飛び込み 死んだかも 地獄に堕ちたかも
檜山の御朱印はからす堂が取り返す
からす堂は盛岡藩の藩士
綺麗な朝焼けだなぁ
終
からす堂は
巻き込まれたようなもの?
自分から
飛び込んだ?
千人の悲願を叶える運命で
そのうちのひとつ?
1951年 日本映画 77分
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