" Sine of the Pagan "
監督 ダグラス・サーク
出演 ジャック・パランス *アッティラ
リュドミラ・チェリーナ *プルケリア姫
リタ・ガム
アリソン・ヘイズ *イルディコ-
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1500年前
キリスト教がローマ帝国の国教となった
その直後 (395年?)帝国は分裂し 2つの首都
コンスタンティノープルと ローマが競合
モンゴルのフン族によって
欧州を遊牧していた異教徒に
帝国の弱体化が知れ渡った
彼らは異教徒の旗を掲げ 各地を恐怖に陥れた
彼らを率いていたのは フン族のアッティラ
432年
ローマ帝国の百人隊長マルキアヌスはアッティラの捕虜になる
434年
アッティラはフン族の王になる
453年
部族の王の娘イルディコ-がアッティラに捕まる
フン族は一夫多妻制
イルディコ-はアッティラの妻の1人になる
マルキアヌスはアッティラの娘リタを油断させ
アッティラの自慢の名馬を盗んで逃げる
コンスタンティノープル
マルキアヌスが逃げ込んで来る
皇帝テオドシウス2世は東ローマを独立帝国にする気
異教徒と密約を交わし 従わせようとしている
マルキアヌスはテオドシウス2世に会う
アッティラはローマに攻め込む気で
ローマが陥落すれば
コンスタンティノープルも耐えられないだろうと警告
テオドシウス2世は聞く耳持たず
テオドシウス2世の姉プルケリア姫
軟禁状態 ローマの統一を望み 弟と意見が対立
マルキアヌスに会う
護衛(近衛隊長)を命じる
452年
アッティラはイタリア半島へ侵攻
ミラノなどの諸都市を制圧
マルキアヌスはプルケリア姫に取り入って
将軍様になり 東ローマ軍の全権を握る
教皇レオ1世はアッティラを説得
アッティラはイタリア半島から撤退
マルキアヌス率いる東ローマ軍は
アッティラ軍と一戦交える
453年
アッティラはイルディコ-との結婚披露宴の席で急死
450年
テオドシウス2世は落馬して死去
マルキアヌスはプルケリア姫と結婚
東ローマの皇帝を勝手に名乗る
東西ローマの対立は一層深刻になる
THE END
457年 マルキアヌス死去(61歳)
史実を扱って
主な登場人物は
歴史上の実在の人
だが
かなりの演出を加え
時間の前後関係は無視し
史実も捻じ曲げてる
そこまでして
マルキアヌスを英雄に見せたかったのは
何故だろう
1954年 アメリカ映画 88分
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