" JOJO RABBIT "
監督 タイカ・ワイティティ
原作 クリスティン・ルーネンズ
出演 ローリン・グリフィン・デイヴィス *ジョジョ
トーマシン・マッケンジー
タイカ・ワイティティ *空想のヒトラー
レベル・ウィルソン
アルフィー・アレン
サム・ロックウェル
スカーレット・ヨハンソン
あらすじ、ネタバレ御免
緊張し気を引き締めるジョジョ(10歳)は
本日より ドイツ少年団に入隊し
特別週末キャンプに参加し
ヒトラーに すべての力と強さを捧げるつもり
だけど弱虫だからムリかも
弱気なジョジョはヒトラー(ジョジョの空想上の)励まされ
ジョジョは勇んで家を出る
***
少年少女が集まる2日間の特別週末キャンプ
ガキのお守りをする監督官は
敵の攻撃で片目を失い“戦力外”を言い渡されたロクウェル大尉
もはやドイツは防戦一方で 敗色は濃厚だが
表向きは順調 (ロクウェル大尉の本音)
副監督官はアレン准士官とミス・レベル
1日目は
銃剣や手榴弾の使い方
塹壕の掘り方 地図の解読
カムフラージュ 奇襲の掛け方 銃の撃ち方 を学ぶ
女子は 傷の手当て ベッドの整え方
妊娠の仕方 を学ぶ ミス・レベルは18人 産んだ
訓練開始
ユダヤ人の奇怪さや怖さも学び
本を燃やして
1日目終了
2日目
敵にトドメを刺す訓練は兎を使って
ジョジョは兎も殺せない
青年兵から父親と同じ臆病者と罵られる
父親はイタリヘ出兵して2年間も音信不通 脱走した?
臆病者のジョジョは 青年兵からジョジョ兎のあだ名を付けられる
落ち込むジョジョを励ますヒトラー(ジョジョの空想上の)
兎は勇敢で 賢く 強い 兎になって 敵を出し抜け
ジョジョは手榴弾の訓練で格好付けようとして大怪我
病院に運ばれる
帰宅 足を引きずり顔に傷跡が残る
落ち込むジョジョを励ます母スカーレツト
監督不行き届きで事務職に降格になったロクウェル大尉
スカーレツトも彼の監督不行き届きを猛烈に責め
ジョジョは雑用係になる
ジョジョは姉(若くして死んだ)の部屋の壁裏に
隠し部屋を発見
その隠し部屋で女性(17歳)を発見
彼女はオバケより怖いユダヤ人 トマシン
誰か(母親にも)に言ったら殺すと ジョジョは脅される
トマシンは母スカーレツトが匿っている
もう何年もそこに住んでいる
息子には秘密 知られたとはまだ知らない
トマシンも知られたとは言わない
知られたら出てって貰う と言われている
スカーレツトは 隠れ反ナチだが
父は海外で反ナチスの活動をしている
ジョジョはがちがちのナチ教徒
ユダヤ人を見つけて通報したらどうなるか
ジョジョはロクウェル大尉に聞く
親衛隊が協力者もろとも 殺しに行く
念には念を入れて 周りの人間も
但し
ユダヤ人を見つけるのは難しい
見分け方の本があれば 良いけど
ジョジョの出した結論は
今の状況を続けるしかない
状況を変えれば ジョジョか母か両方が殺される
ならばユダヤ人の見分け方の本でも書こうか
トマシンに ユダヤ人とは何か 問う
トマシンは適当に作り話(ジョジョか食いつきそうな)
イタリア降伏(1943年9月)
ジョジョはトマシンと会話を繰り返す
トマシンと親しくなってゆくジョジョに
ヒトラー(ジョジョの空想上の)が警告
洗脳されてはならん!
ジョジョはトマシンに 仄かな恋心
ゲシュタポのディエルツ大尉が家に来る
家宅捜査を始める
ロクウェル大尉も家に来る
トマシンは姉の振りをする
ロクウェル大尉はトマシンをの嘘を擁護
ディエルツ大尉は信じて帰る
ヒトラー(ジョジョの空想上の)はジョジョを叱責
母スカーレツトは反ナチスの咎で処刑される
戦争は まだ続く
ドイツ軍は ボロボロ
味方はアーリア人でもない 日本人だけ
ヒトラ-も死んだ(1945年4月30日)
ジョジョの町も攻撃されボロボロ
次々に死んで行く人たち
米軍に占領される
ドイツは降伏した
ジョジョもロクウェル大尉も米軍に捕まる
ロクウェル大尉はジョジョを逃す
トマシンと新生活を送ろうとするジョジョを
ヒトラー(ジョジョの空想上の)は叱責
ジョジョはヒトラー(ジョジョの空想上の)を蹴り捨てる
ジョジョとトマシンは家を出る
ジョジョはトマシンの“Hero(es)” by David Bowie
めでたし、めでたし
アメリカ映画だから
勝てば官軍
でも
後味はよし
どんな形でも
殺し合いが終わるのは
良いことだ
2019年 アメリカ映画 108分 制作費1,400万ドル
アカデミー賞 脚色賞受賞
放送映画批評家協会賞 若手俳優賞受賞
・