" madame X "
監督 デヴィッド・ローウェル・リッチ
出演 ラナ・ターナー
ジョン・フォーサイス
リカルド・モンタルバン
バージェス・メレディス
ヴァージニア・グレイ
コンスタンス・ベネット
キア・デュリア
あらすじ、ネタバレ御免
***
店の売り子が似合う下層階級のラナタナ(45歳)は
大富豪フォサイ(48歳)と結婚し玉の輿
今日からコネチカットの大きな屋敷に住む
屋敷にはフォサイの母ベネット(62歳)も住んでいる
ベネットは表向きラナタナを歓迎するが心の中では
名家の若いお嬢さんを望んでいた
*
フォサイは結婚披露を兼ねて舞踏会を開催
友人で あの有名なリカルド(46歳)も来る
*
フォサイは大物政治家への影響力も大
フォサイの動向は新聞の紙面を飾る事度々
*
ラナタナはキアデュを出産
スター・チャイルドの誕生か と注目を集める
フォサイは ベルリンに赴任
パリの会議へ
キアデュは4歳
フォサイの野心は上院議員
フォサイは国防長官に頼まれ北アフリカ へ
そんなことしなくても利息で暮らせるのだが
*
フォサイがちっとも家に帰らないので
ラナタナはリカルドと遊ぶ
*
フォサイは国務次官に指名される
*
ラナタナはリカルドとホテルで会い
痴話喧嘩から揉み合いになり
リカルドは階段から落ち死亡
(状況から見ればラナタナが殺したような)
前々からラナタナの行動を怪しんでいたベネットは
探偵にラナタナを尾行させていたので
事件をいち早く知りラナタナが関わった証拠を消す
ベネットはラナタナをフォサイと離縁させる
キアデュの親権はフォサイとする
(子供を家に残し浮気するような女に子育ては無理)
偽パスポートも用意し
スイス人ってことにして欧州に住まわせる
生活費は毎年相当額を送る
(刑務所で暮らすより百倍いい)
落第妻ラナタナは表向き 海で落船して落命したことになる
スイスは山が綺麗で良い所
*
ラナタナはデンマークを旅行中に
親切な紳士トーベン様に拾われる
彼の家に厄介になる 恋される
*
ラナタナはメキシコを旅行中に
バジェスと出会う
ラナタナがフォサイの元妻だと知ったバジェスは
彼女を連れNYへ行く
フォサイはコネチカット州知事になっている
大統領も狙っている
バジェスはフォサイの恐喝を企む
ラナタナはバジェスを殺害
自首
名前は明かさない
マダムXとして殺人罪で起訴される
弁護を任されたのはキアデュ
裁判
検察は死刑を求刑
マダムXは弁護人キアデュが息子だと知る
フォサイとベネットもマダムXがラナタナだと分かる
マダムXは自分が母親だと告げず 判決が出る前に死亡
どど〜んと主演は
あの ラナ・ターナー
でも
盛りの頃からは20年が過ぎてる
僕はラナ・ターナーを知らなかったが
邦題は
母の旅路だが
寧ろ
浮気妻の旅路
または
魔性の女の旅路
お涙頂戴
キア・デュリアは
( この映画の2年後)
1966年 アメリカ映画 100分
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