" 風車のある街 "
監督 森永健次郎
出演 吉永小百合
浜田光夫
芦川いづみ
北林谷栄
鈴木瑞穂
あらすじ、ネタバレ御免
小百合は谷栄おぱあちゃんと列車で長旅
下関から乗って来て隣に座った光夫
おぱあちゃんと意気投合
小百合には和彦という恋人がいるので光夫を相手にしない
光夫は長崎まで
おぱあちゃん達も長崎まで
長崎
長崎には小百合の実家があり
造船所勤務の父瑞穂 母 弟が住んでいる
小百合は東京の谷栄おぱあちゃんの家に居候し
大学の保育科を卒業し保母になると決めた
小百合の恋人和彦は今時珍しく真面目でいい人
家は祖父の代からの貿易商で外国にも店がある
和彦の母貞代は小百合を嫁にしたいと考えている
玉の輿
おぱあちゃんは江戸っ子 長崎は初めて
長崎見物
東京
幼稚園の保母になった小百合は光夫と再会
光夫は変わり者だけど いい人だった
小百合は光夫を好きになる
光夫は干拓工事の勉強にオランダへ行く予定
東京湾を埋め立てるのが夢
*
光夫はオランダへ
デルフト工科大学で2年間学ぶ予定
*
小百合は論文がパスし
園長秋山先生とミュンヘン(西ドイツ)の保育学会出席決定
小百合は和彦から高価な婚約指輪を受け取る
和彦はいい人だけど 何か物足りない
小百合は秋山先生とミュンヘン へ
保育学会は大成功
小百合はオランダ アムステルダムへ
滞在は3日の予定
小百合の中学時代の先輩で
オランダ航空のスチュワーデスになったいづみがお出迎え
市内見物
光夫の下宿で光夫と再会
市内見物
マルケン島へ
昔からの木靴の島
美しい民族衣装の残っている所
対岸のフォーレンダムも観光地として名高い漁港
フォーレンダムの民族衣装を着て記念撮影
4月30日
ユリアナ女王(第5代オランダ国王)の誕生日
翌5月1日はデルフト へ
途中にチューリップで有名なキューケンホフ公園
チーズ市で有名なゴーダ(ハウダ)へも
森永のゴーダチーズは 乳酸菌をゴーダ市から輸入している
デルフト工科大学の設立は 1842年(江戸240/266年)
小百合は光夫と別れ いづみとハーグ へ
マドローダム公園 小人の国
小百合はオランダに来て10日
光夫と和彦とどっちがいいか迷っている
迷ったけど
小百合は光夫に求婚
光夫了承
和彦は 父の代理でブリュッセルの店へ
ついでにオランダ へ
小百合と光夫に会う
和彦が小百合の婚約者と聞いて
光夫カチ〜ン
天秤に掛けやがって
小百合と決別
翌日
小百合は和彦と
ゾイデル海の締め切り堤防アフスライトダイクを見に行く
全長30km 1932年(昭和7年)完成
小百合と和彦は交通事故
入院
こんな事ならオランダなんか来るんじゃなかった
帰ろう
やっぱり
帰らない
高価な婚約指輪は和彦に返す
光夫が好き
小百合は光夫に 改めて求婚
光夫承諾
終
日活の看板になった吉永小百合と浜田光夫
オランダでロケ
オランダの面積は長野県の約3倍(日本の約 1/9)
オランダは国土の1/4が海抜0m以下の干拓地
オランダに風車が多いのは
干拓地から水を汲み上げ 排水するため
日本では
昭和33年以降
新たな干拓計画はない
海にはお魚さんがいて
お魚さんを獲って生活する人がいて
そのお魚さんを食べて暮らす人がいる
干拓されて
怒る人いっばいいる
大きな夢が
必ずしも いいとは限らない
ロシアを世界最強国にしたい
なんて大きな夢を抱いて
他国を恐怖に陥れるバカもいる
大きな夢の実現は
不幸にする人も多い
1966年 日本映画 91分
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